個人事業主・フリーランスの屋号例7選!ユニークな屋号でファンを獲得しよう

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個人事業主・フリーランスの屋号例・アイデア

個人事業主やフリーランスの屋号を決める際は、意外と悩むものです。

この記事では、

  • 会社名
  • アーティスト名
  • コンビ名

などを例として、屋号を付けるアイデアを紹介します。

個人事業主の屋号で悩んでいる人は、参考にしてください。

個人事業主・フリーランスの屋号を考える際の参考例7選

自分の屋号がなかなか決まらないときは、有名な会社名やアーティスト名を参考にするとよいでしょう。

名前の由来などを知ることで、よいアイデアを思いつくこともあります。

以下、参考例を7つ紹介しますのでチェックしておきましょう。

例1.アンジャッシュ

勘違いコントで人気のお笑いコンビ『アンジャッシュ』。

このコンビ名には、「喜怒哀楽がない」という意味があります。

喜怒哀楽を英語で書くと以下のとおり。

  • 喜:Joy
  • 怒:Angry
  • 哀:Sad
  • 楽:Happy

それぞれの頭文字を取り、さらに否定を意味する「UN」を付けて、『UNJASH(アンジャッシュ)』となりました。

このような命名方法は、個人事業主の屋号を考える際にも参考になります。

自分が大切にしている想いや言葉を英訳し、その頭文字を並べてみましょう。

自分の名前からアルファベットをピックアップして並べてみるのもよいですね。

読みやすく、覚えやすければOKです。

実は、このパターンで付けられた名前はたくさんあります。

  • NHK:Nippon Hoso Kyokai(日本放送協会)
  • JASRAC:Japanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers(日本音楽著作権協会)

などが有名ですね。

『アンジャッシュ』の場合は、頭文字を並べるだけでなく、さらに工夫を加えることでオリジナリティの高い名前に仕上がっています。

例2.「すき」「あいたい」「ヤバい」

広告や映像など幅広い分野で活躍する、箭内道彦さんの会社名です。

会社名とは思えないようなネーミングですが、想いがストレートに表現されており、熱量が伝わってきます。

自己紹介や電話でこの会社名を伝えることで、親しさや温かさ、新しい絆が生まれることを期待しているようです。

個人事業主の屋号を決める際のポイントのひとつは、ストーリー性があることです。

ストーリー性とは、その屋号が生まれた理由や、事業に対する自分の考え方を意味します。

ストーリー性があると、屋号に愛着がわくだけでなく、相手に覚えてもらいやすいといえます。

箭内さんの会社名に込められた想いや、前述の『アンジャッシュ』の由来は、印象に残りやすいストーリーといえるでしょう。

例3.Mr.Children

バンド『Mr.Children』は、子どもと大人という対極の言葉を組み合わせています。

人が何かを面白いと感じる理由のひとつとして、「次元の入れ替わり」という概念があります。

よく「笑いは緊張と緩和」だといわれますが、これも次元の入れ替わりに含まれるでしょう。

真面目な人が急にバカなことを話したりすると、緊張と緩和という対極の次元が入れ替わり、人は面白さを感じて笑ってしまうのです。

次元の入れ替わりは、笑いだけでなく、驚きや感動など色々な感情をもたらします。

『Mr.Children』の場合も、驚きに似たような強い感情を人々にもたらすのかもしれません。

人の記憶は感情とともに保存されるため、このように何らかの感情を生み出すような名前は覚えてもらいやすいといえるでしょう。

例4.劇団ひとり

こちらも対極の言葉を組み合わせた名前の例です。

「劇団」には大勢の人がいるのが普通ですが、「ひとり」という言葉を組み合わせて、矛盾を生じさせています。

先ほどの「次元の入れ替わり」ともいえますね。

個人事業主の屋号についても、矛盾するような言葉を組み合わせて、インパクトのある名前を考えてみましょう。

例5.ブリヂストン

タイヤメーカー『ブリヂストン』の名前の由来は、シンプルかつユニークです。

創業者が「石橋」という名前だったので、英語に直訳してつなげています。

  • 石:stone
  • 橋:bridge

2つを足し合わせて『Bridgestone(ブリヂストン)』となりました。

個人事業主の屋号に悩んだら、自分の名前を英訳してみましょう。

ユニークな屋号を思いつくかもしれません。

例6.ブラックマヨネーズ

好きなアーティストや俳優などの名前をもじるパターンもあります。

人気芸人『ブラックマヨネーズ』の名前は、実は『Mr.Children』が元になっています。

『Mr.Children』のような反対の言葉を組み合わせた名前にしたかったとのことで、黒と白を、ブラックとマヨネーズに置き換えて名付けられました。

また、少し古いですが『フォークダンスDE成子坂』というコンビ名は、俳優ロバート・デ・ニーロが元になっています。

俳優の名前をうまく使おうと試行錯誤した結果、「DE」だけが残ったといわれています。

例7.ラーメンカレーミュージックレコード

奥田民生さんが立ち上げた音楽レーベル『ラーメンカレーミュージックレコード』。

本人がラーメンとカレーが好きなだけ、というシンプルな由来です。

凝った名前が多いので、逆にシンプルな名前が目立つ場合もあります。

個人事業主の屋号に迷ったときは、自分の好きなものや事業内容をそのまま使ってみるのもよいかもしれません。

個人事業主・フリーランスの屋号NG例

屋号は基本的には自由に考えてOKですが、「株式会社」や「銀行」などを付けることはできません。

屋号は個人としての活動を示すものなので、法人と認識されるような名称は使えないのです。

以下のような屋号はNGなので注意しましょう。

  • 株式会社○○
  • ○○銀行
  • ○○法人
  • ○○Inc.

屋号の例を参考にしてオリジナリティの高いものを考えよう!

今回は、個人事業主やフリーランスの屋号を考える際に参考になる例を紹介しました。

個人事業主は200万人を超えるといわれているため、他の人と被らないようなオリジナリティの高いものを考えましょう。

また、屋号は「なし」でもOK

事業を開始してから考えてもよいですし、仮に決めておいて後で変更しても大丈夫です。

屋号が決まらなくて事業が始められないのはもったいないので、まずは事業を始めることを優先しましょう。

屋号を決めたら開業届を出そう!

屋号が決まったら開業届を出しましょう。

開業届や青色申告承認申請書を提出しておけば、大きな節税効果を得られます。

書類作成が苦手という人も多いかもしれませんが、開業届は意外と簡単に作成できます。

下記のページでは、開業届を作成する方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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