個人事業主

このカテゴリーでは、個人事業主の開業から確定申告まで、関連情報を紹介しています。

フリーランスにおすすめの確定申告ソフト!選び方のポイントも解説

この記事では、フリーランスにおすすめの確定申告ソフトを厳選して紹介します。

  • 専門知識がなくても使えるソフトを知りたい
  • 日々の収入や経費の入力を効率化したい
  • 簡単に確定申告書を作成したい

という人は、ぜひチェックしてください。

フリーランスにおすすめの確定申告ソフト3選

さまざまな確定申告ソフトがありますが、フリーランスの確定申告におすすめなのは以下の3つです。

確定申告ソフト名年額備考
やよいの青色申告オンライン8,000円〜初年度無料
freee11,760円〜30日間無料
マネーフォワード クラウド確定申告9,600円~

以下、それぞれの確定申告ソフトについて詳しく解説していきます。

1.やよいの青色申告オンライン

プラン名年額備考
セルフプラン8,000円初年度無料
ベーシックプラン12,000円初年度6,000円
トータルプラン20,000円初年度10,000円

やよいの青色申告オンライン』は、簿記や会計の専門知識がなくても使いこなせる確定申告ソフトです。

弥生シリーズの登録ユーザーは220万人以上。初めて買う業務ソフトとしても人気が高く、半数以上の人が弥生シリーズを選んでいるようです。

どのプランを選んでも、

  • 確定申告書の作成や出力
  • クレジットカードや銀行口座との連携
  • 領収書やレシートの自動仕訳

といった機能を利用できます。

ベーシックプランやトータルプランは、電話・メール・チャットによる操作サポートが充実しているのが特徴。操作に不安がある場合に選ぶとよいでしょう。

セルフプランは1年間無料ですので、使いやすさを確認してから、他のプランやソフトに変更するのもおすすめです。

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***

ちなみに、私も『やよいの青色申告オンライン』のセルフプランを利用しています。

簿記や会計の専門知識がない私でも簡単に使えています。日々の収入や経費を入力しておけば、ほぼ自動で青色申告の書類を作成できるため、確定申告の時期に慌てることもありません。

次の記事で詳しくレビューしていますので、気になる人は読んでみてください。

2.freee

プラン名年額備考
スタータープラン11,760円〜30日間無料
スタンダードプラン23,760円〜30日間無料
プレミアムプラン39,800円30日間無料

freee』はサポートが充実している確定申告ソフトです。

どのプランを選んでもメール・チャットによるサポートを受けられるため、初心者も安心して使えるソフトといえるでしょう。

  • 確定申告書の作成や出力
  • クレジットカードや銀行口座との連携

なども可能です。

スタンダードプランやプレミアムプランを選べば、経営状況を示すレポートが自動で作成されたり、写真から領収書を取り込めたりするため、業務改善や効率アップにつながります。

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3.マネーフォワード クラウド確定申告

プラン名年額備考
パーソナルミニプラン9,600円〜
パーソナルプラン11,760円〜30日間無料
パーソナルプラスプラン35,760円

マネーフォワード クラウド確定申告』もフリーランスにおすすめのソフトのひとつです。

ここまで紹介したソフトと同様、

  • 確定申告書の作成
  • 銀行口座やクレジットカードとの連携

といった機能が使えます。

他の確定申告ソフトのデータをインポートすることもできるため、ソフトの変更に苦労することもありません。

サポートも充実しているため、初めての確定申告でも安心です。

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フリーランスが確定申告ソフトを選ぶときの2つのポイント

確定申告ソフトを導入するなら、

  • 無料ソフトより有料ソフト
  • インストール型よりクラウド型

を選ぶのがおすすめです。

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

確定申告ソフトを導入するなら無料版より有料版がおすすめ

やよいの白色申告オンライン』など、無料で使える確定申告ソフトもありますが、

  • 青色申告に対応したソフトがほしい
  • 確定申告書類を簡単に作成したい
  • 日々の経費入力を効率化したい

という場合は、有料版を導入するほうがよいでしょう。

ソフトにもよりますが、無料版には以下のような制限がある場合も多いので注意が必要です。

  • クレジットカードや銀行口座と連携できない
  • スマホアプリを利用できない
  • 青色申告に対応していない
  • サポートが受けられない

経費入力や確定申告書類の作成に時間がかかってしまうケースもあるため、とくに初心者の場合は有料版を選びましょう。

確定申告ソフトを導入するならインストール型よりクラウド型がおすすめ

確定申告ソフトは、

  • パソコンにインストールして使うインストール型
  • インターネット上で利用するクラウド型

の2つに大きく分けられます。

インストール型は、随時バージョンアップをする必要があり、インストールしたパソコンでしか利用できないため、不便さを感じることもあるでしょう。

参考までに代表的なインストール型の確定申告ソフトを紹介しておきます。

Mac版が少ないのも悲しいところですね。

一方、クラウド型の確定申告ソフトであれば、

  • インストールやバージョンアップが不要
  • スマホやタブレットからも利用できる

といったメリットを得られます。

インターネット環境さえあれば簡単に利用できるため、これから導入するのであればクラウド型がおすすめです。

フリーランスはクラウド型の確定申告ソフトを導入して作業を効率化しよう!

今回は、フリーランスにおすすめの確定申告ソフトを紹介しました。

とくにおすすめのソフトは以下の3つ。

確定申告ソフト名年額備考
やよいの青色申告オンライン8,000円〜初年度無料
freee11,760円〜30日間無料
マネーフォワード クラウド確定申告9,600円~

確定申告書類の作成には手間がかかり、ストレスを感じることも多くあります。

確定申告ソフトを導入しておけば、ほぼ自動で提出書類を作成できるため、作業の効率化やストレス軽減につながるでしょう。

無料のソフトもありますが、機能が限定されていたり、サポートが充実していなかったりするケースも多いため、思い切って有料のソフトを導入するのがおすすめです。

『やよいの青色申告オンライン』を5年間使った私が徹底レビュー

  • どの確定申告ソフトを使ったらよいかわからない
  • 『やよいの青色申告オンライン』は本当に使いやすいの?

とお悩みの個人事業主やフリーランスも多いでしょう。

そこで今回は、『やよいの青色申告オンライン』を5年間使っている私が使いやすさや機能を徹底レビューします。

『やよいの青色申告オンライン』の導入費用は?

やよいの青色申告オンライン』は、クラウド型の確定申告ソフトのなかでは導入費用が一番安いといえるでしょう。

有名どころと比較すると以下のとおり。

年額備考
やよいの青色申告オンライン8,000円〜初年度無料
freee11,760円〜30日間無料
マネーフォワード クラウド確定申告9,600円~

初年度無料なのも嬉しいポイントです。

経費の入力から確定申告書類の作成まで試してみて、使いにくかったら他のソフトに変更すればOK。

確定申告ソフトはインストール型よりクラウド型がおすすめ

確定申告ソフトには、

  • インストール型(パソコンにインストールして使う)
  • クラウド型(インターネット上でログインして使う)

の2つがあります。

インストール型のソフトは、導入時にインストールする必要があるだけでなく、随時バージョンアップが必要なので、少し面倒かもしれません。

クラウド型のソフトには、

  • インストール・バージョンアップ不要
  • ログインすれば複数のパソコンから使用できる
  • スマホからも操作できる

というメリットがあるのでおすすめです。

参考までに紹介しておくと、インストール型には以下のようなソフトがあります。

年額(税別)備考
やよいの青色申告12,000円Windows版
みんなの青色申告9,800円Windows版
やるぞ!青色申告8,800円Windows/Mac版
ツカエル青色申告5,000円Windows版
Macの青色申告10,800円Mac版

Mac版が少ないのも悲しいところです。

『やよいの青色申告オンライン』の使いやすさを4つのポイントでレビュー

以下4つのポイントで使いやすさを紹介します。

  1. 経費や売上の入力が楽にできる
  2. 確定申告書類の作成に手間がかからない
  3. 損益レポートを確認しやすい
  4. 銀行口座やクレジットカードと同期できる

順番に見ていきましょう。

1.経費や売上の入力が楽にできる

経費や売上の入力は、できるだけスムーズにしたいですよね。

『やよいの青色申告オンライン』の入力画面は直感的に操作でき、経費や売上をスムーズに入力できます。

悩みがちな勘定科目も、選択肢が表示されるので迷うことはありません。

ちなみに私は簿記の資格や会計の知識もありませんが、問題なく作業できています。

わからない部分だけインターネットで勉強すれば、誰でも使いこなせると思います。

毎月、同じような取引が発生することもありますよね。

そんなときは過去のデータをコピーして、日付などだけを変えればOK。

2.確定申告書類の作成に手間がかからない

確定申告の時期になったら、表示されるステップに従って必要事項を入力していけば簡単に提出書類を作成できます。

自動で確定申告書類の体裁に整えてくれるので、ここでも特別な知識は不要です。

私も、この5年間、提出書類に関して税務署から指摘を受けたことなどもありません。

3.損益レポートを確認しやすい

収益や費用をグラフ化してくれるのも嬉しいポイントです。

  • 科目別損益
  • 取引先別損益

なども表示できるので、現状の課題や改善策も把握しやすいでしょう。

4.銀行口座やクレジットカードと同期できる

  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 電子マネー

などを連携しておけば、取引内容を自動で記録してくれます。

事業専用の口座やカードを作っておけば、入力がスムーズになるでしょう。

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『やよいの青色申告オンライン』の使いにくいポイントをレビュー

正直なところ、使用上の大きな問題はないと思いますが、以下のような点が使いにくいと感じる場合もあるでしょう。

1.反応が遅いタイミングもある

クラウド型なので、どうしても反応や読み込みが遅いタイミングはあります。

ただ、個人的には大きなストレスを感じたことはありません。

2.システムメンテナンスで使えないタイミングもある

基本的には深夜などに行われるため問題はありませんが、たまたま使用したいタイミングと重なる場合もあるかもしれません。

3.細かな入力が難しいとの口コミもある

源泉徴収関連のデータなどを入力する際に、使い勝手が悪いとの声もあるようです。

私のようにフリーライターをしている場合などは、特に問題はないと思います。

4.電話サポートが混み合うとの口コミもある

私は電話サポートを使ったことはありませんが、繁忙期になると電話がなかなか繋がらないこともあるようです。

コスパ最強の『やよいの青色申告オンライン』をこれからも使う予定!

私は『やよいの青色申告オンライン』を5年間使ってみて、コスパ最強だなと感じています。

私のようなフリーライターの方や、フリーのエンジニアの方には特におすすめです。

初年度無料ですので、ぜひ試してみてください。

▼無料で体験してみる

0から学ぶ!フリーランスの青色申告の流れを3ステップで解説

「青色申告は難しそう…」というイメージをもっているフリーランスも多いでしょう。

しかし、青色申告に特別な知識や資格は必要ありません。

確定申告ソフトを使いつつ、インターネットで情報収集すれば、誰でも簡単に行えます。

私も知識0、資格0からスタートして、毎年、何の問題もなく自分で青色申告をしています。

青色申告をすれば最大65万円の特別控除が受けられますので、この記事を参考にしながら、ぜひ青色申告にチャレンジしてみてください。

フリーランスの青色申告は、以下のステップで進めるとスムーズです。

  1. 個人事業の開業届と青色申告承認申請書を提出する
  2. 青色申告に対応した確定申告ソフトを導入する
  3. 青色申告に必要な書類を作成する

順番に解説していきます。

1.個人事業の開業届と青色申告承認申請書を提出する

フリーランスが青色申告をするためには、

  • 開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)
  • 青色申告承認申請書

の2つを事前に税務署に提出しておく必要があります。

まだ、提出していない人は下記の記事を参考に作成しましょう。

開業届の書き方を記入例付きで解説

開業届の書き方は、下記の記事を参考にしてみてください。

青色申告承認申請書の書き方を記入例付きで解説

青色申告承認申請書の書き方は、下記の記事を参考にしてみてください。

青色申告承認申請書の提出期限は?

青色申告承認申請書には提出期限があります。

新たに開業したフリーランス

新たに開業したフリーランスは、開業した日から2ヶ月以内に提出しましょう。

開業届と青色申告承認申請書を同時に提出するのがベストです。

すでに開業しているフリーランス

すでに開業しているフリーランスは、青色申告を行いたい年の3月15日までに提出しましょう。

たとえば、2020年の確定申告を青色申告で行いたい場合は、2020年3月15日までに提出する必要があります。

2020年3月16日に提出すると、2021年から青色申告が可能となります。

2.青色申告に対応した確定申告ソフトを導入する

もちろん絶対に導入する必要はありませんが、ソフトを使わずに確定申告をしているフリーランスはほとんどいないでしょう。

確定申告ソフトを導入することで、

  • 確定申告書類を自動で作成できる
  • クレジットカードと同期すれば経費入力の手間が省ける

といったメリットが得られます。

確定申告ソフトはクラウド型がおすすめ

さまざまな確定申告ソフトがありますが、インストールやバージョンアップが不要なクラウド型がおすすめです。

クラウド型の確定申告ソフトには、以下のようなものがあります。

  • やよいの青色申告 オンライン(年額8,000円〜・初年度無料)
  • freee(年額9,792円〜・30日間無料)
  • マネーフォワード クラウド確定申告(年額11,760円~)
ちなみに、私は『やよいの青色申告オンライン』を使っています。

3年間使っていますが、経費入力も確定申告書類の作成もサクサクできるのでおすすめです。

料金は一番安いのですが、サービスに不足はありません。

確定申告ソフトに経費や売上を入力する

確定申告ソフトを導入したら、日々の売上や経費を入力していきます。

毎日入力する必要はありませんが、確定申告の直前にまとめて入力するのはかなりのストレスです。

1週間に1回、1ヶ月に1回など、自分なりのルールを決めて入力していきましょう。

それだけで確定申告がグッと楽になります。

3.青色申告に必要な書類を作成する

青色申告をする場合は、以下2つの書類を提出します。

  • 所得税青色申告決算書
  • 確定申告書B

ただし、書類を作成するといっても、確定申告ソフトを使用している場合、手間はかかりません。

ここまで入力してきた経費や売上のデータを基に、ほぼ自動で体裁を整えて出力してくれます。

青色申告における帳簿の保存期間

確定申告ソフトを使えば、帳簿も自動で作成できます。

ただし、これらの帳簿は確定申告で提出する必要はありません。

一定期間、保管しておき、税務調査などの際に提示できるようにしておけばよいのです。

各書類の保存期間は以下のとおり。

  • 帳簿書類(総勘定元帳・仕訳帳・現金出納帳・売掛帳・買掛帳など):7年
  • 決算書類(損益計算書・貸借対照表・棚卸表など):7年
  • 現金預金の取引等に関係する書類(領収書・請求書・普通預金通帳など):7年
  • その他の書類(納品書・見積書・注文書・送り状など):5年

5年保存でよい書類もありますが、分けておくのも面倒なので全て7年間保存しておきましょう。

フリーランスは青色申告で65万円の特別控除を受けよう!

今回は、フリーランスが青色申告を行う場合の流れを紹介しました。

65万円の特別控除が受けられるのは、青色申告の大きなメリットです。

所得税や住民税を抑えられるので、ぜひ青色申告を行いましょう。

個人事業主の確定申告は税理士に頼むべき?費用や判断基準を解説

個人事業主の確定申告は面倒なものですが、税理士に頼むべきでしょうか?

この記事では、確定申告を税理士に頼むときの費用相場や、税理士に頼むメリット・デメリットなどを解説します。

確定申告を自分で行うか、税理士に依頼するか、迷っている方はぜひ参考にしてください。

売上高が1,000万円を超えたら確定申告を税理士に頼もう

売上高が1,000万円を超えている場合は、確定申告を税理士に依頼するほうがよいでしょう。

売上高が1,000万円を超えると、その2年後から消費税の課税対象になるからです。

消費税の計算はとても面倒で、消費税法に関する知識も必要なため、税理士に依頼するほうが無難といえます。

また、売上高が高くなると、税務調査が入る可能性も高まります。

税務調査に1人で対応するのは負担が大きいため、売上高が1,000万円を超えたタイミングで、税理士と契約する個人事業主が多いのです。

売上が少ない場合は自分で確定申告するのがおすすめ

個人事業の規模が小さい場合は、自分で確定申告をするのがおすすめです。

確定申告ソフトを使えば、詳しい税金の知識や簿記の資格などがなくても、十分対応できます。

私も、簿記の資格などは何も持っていませんが、確定申告ソフトを使って自分で確定申告を行っています。

税理士に頼むより費用が安いうえ、最近のソフトは、データを入力すれば自動で確定申告書を作成してくれますので、時間もかかりません。

個人事業主の確定申告を税理士に依頼したときの費用相場は?

確定申告を税理士に依頼したときの費用相場は、依頼内容によって異なります。

また、料金は税理士が自由に決められるため、税理士によっても差はありますが、相場は以下のとおりです。

確定申告書の作成だけを依頼する場合は3〜5万円

経費の仕訳や帳簿付けなどは自分で行っており、確定申告書の作成だけを税理士に依頼する場合の費用相場は、3〜5万円程度です。

ただ、会計ソフトを使って帳簿付けをしている場合、確定申告書の作成はほぼ自動で完了します。

そのため、確定申告書の作成だけを税理士に依頼するメリットは少ないでしょう。

また、確定申告書を作るためには、結局、帳簿を精査する必要があるため、確定申告書作成だけの依頼は受け付けていない税理士もいます。

仕訳から依頼する場合は10〜20万円

経費の仕訳や帳簿付けから、確定申告書の作成まで、まとめて税理士に依頼する場合の費用相場は10〜20万円程度で、以下のように売上によって異なります。

  • 売上500万円未満:10万円
  • 売上500〜1,000万円:15万円
  • 売上1,000万円以上:20万円

売上が多くなるほど仕訳の作業量も増えるため、費用が高くなるのが一般的です。

顧問契約を結んで定期的に訪問してもらう場合は30〜50万円

確定申告書の作成に限らず税務について色々と相談したい場合は、顧問契約を結ぶことになりますが、その場合の費用相場は30〜50万円です。

月に1回程度、訪問してもらえるので、事業が大きくなったときに検討しましょう。

個人事業主の確定申告を税理士に依頼する3つのメリット

確定申告を税理士に依頼するメリットは、以下のとおりです。

  • 正しい確定申告書を作成できる
  • 本業に集中できる
  • 節税対策のアドバイスが受けられる

順番に確認していきましょう。

1.正しい確定申告書を作成できる

自分で経費を仕訳したり、確定申告書を作成したりすると、本当に正しいのか不安を感じることもあるでしょう。

経費と認められないものまで経費として申告すると、過少申告税や延滞税が課せられます。

確定申告を税理士に依頼すれば、正しい確定申告書を作成してもらえるので、間違う心配はありません。

また、仮に税務調査が入った場合にもサポートしてくれるでしょう。

2.本業に集中できる

事業の規模が大きくなるほど、経費の仕訳や確定申告の作業に時間がかかります。

書類作成や計算が苦手という人は、確定申告を税理士に依頼して、自分は本業に集中するのもよいでしょう。

3.節税対策のアドバイスが受けられる

節税対策のアドバイスが受けられるのも、税理士に依頼するメリットです。

所得税や消費税の特例は、基本的に申告しなければ受けられません。

特例の存在を知らなかったり、申請を忘れたりすると、損をしてしまいます。

税理士に依頼すればお得な特例なども教えてもらえますので、節税につながるでしょう。

個人事業主の確定申告を税理士に依頼する2つのデメリット

確定申告を税理士に依頼するデメリットとして、以下の2つが挙げられます。

  • 費用がかかる
  • 税金の仕組みを把握できない

1.費用がかかる

前述のとおり、確定申告を税理士に依頼すると、安くても3〜5万円の費用がかかります。

確定申告ソフトを使って自分で書類を作れば1万円以下で済みますので、事業規模が小さいときは、税理士に頼らないほうがよいでしょう。

2.税金の仕組みを把握できない

税理士に依頼すると、所得税などの税金の仕組みを理解できなくなることもデメリットといえます。

税金の専門家になる必要はありませんが、個人で事業を行うなら、ある程度の税金の知識は持っておくべきです。

本やインターネットで少し勉強すれば、確定申告ソフトのサポートを受けながら、自分で確定申告書を作成できます。

何の資格もない私でもスムーズに確定申告できているので、ぜひ挑戦してみてください。

個人事業主の確定申告は自分でもできる!

この記事では、確定申告を税理士に依頼する場合の費用相場や、税理士に頼むメリット・デメリットなどを紹介しました。

現在は、便利なソフトがたくさんあるので、少し勉強すれば自分で確定申告をすることは十分可能です。

確定申告書の提出にどうしても間に合わない場合は税理士に頼んでもOKですが、お金の流れも把握できるため、ぜひ自分で確定申告をしてみましょう。

個人事業主の開業届を出すメリット・デメリット

個人事業主の開業届を出すことで、節税効果や損益通算といったメリットが得られます。

一方で、失業保険が受けられなくなるなどのデメリットもあるので注意しましょう。

この記事では以下のような内容を解説します。

  • 開業届を出すメリット・デメリット
  • そもそも開業届を出す義務はあるのか
  • 開業届を簡単に作成する方法

開業届を出そうか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

個人事業主の開業届を出す5つのメリット

個人事業主が開業届を出すメリットは以下の5つ。

  1. 青色申告により節税できる
  2. 屋号付きの銀行口座を作りやすい
  3. 複数事業の損益通算ができる
  4. 赤字を3年間繰り越せる
  5. 個人事業を始めるという自覚が強まる

それぞれについて順番に解説していきます。

1.青色申告により節税できる

青色申告により節税できることは、開業届を出す最も大きなメリットといえるでしょう。

青色申告を行うためには、開業届と青色申告承認申請書を提出する必要があります。

青色申告をすると、以下のとおり、所得税・住民税・国民健康保険料がかなり安くなります。

この表は、月収30万円(年収360万円)と仮定したときの見込み納税額を示しています。

青色申告のほうが白色申告より、節税効果が大きいことがわかります。

個人事業主にとって、所得税や住民税は大きな負担です。

確定申告ソフトを使えば、特別な資格や知識がなくても簡単に必要書類が作れますので、ぜひ青色申告で節税しましょう。

ちなみに、確定申告の種類には以下の3つがあります。

  • 青色申告65万円控除
  • 青色申告10万円控除
  • 白色申告

青色申告65万円控除を選択すれば、それだけで所得から65万円が控除されます。

確定申告時に必要な書類はソフトで自動出力できるので、特別な理由がない限りは、最も節税効果が高い青色申告65万円控除を選びましょう。

2.屋号付きの銀行口座を作りやすい

屋号付きの銀行口座を作りやすくなることも、開業届を提出するメリットです。

屋号を表に出して事業を行う場合、個人名義の口座より屋号付き口座のほうが振り込みをするクライアントにとってわかりやすいでしょう。

屋号付き口座を作るためには、屋号を証明する書類が必要な場合があります。

銀行によっては、屋号を証明する書類として開業届が求められるケースもあるのです。

税務署への屋号の登録は、開業届に書くだけで完了しますので、ぜひ登録しておきましょう。

3.複数事業の損益通算ができる

開業届を提出して、事業所得として確定申告を行うと、複数の事業の損益が通算できます。

例えば、ある事業で大きな所得があったとしても、別の事業で赤字が出た場合、所得からその赤字分を差し引くことができるのです。

副業OKの会社であれば、開業届を出して確定申告することで、所得税が還付される可能性もあるでしょう。

損益通算によって所得税を安くできる可能性は高いので、複数の事業を行う場合、開業届を提出するメリットは特に大きいといえます。

4.赤字を3年間繰り越せる

開業届を提出して青色申告をすれば、赤字を3年間繰り越せます。

ある年の赤字を繰り越せるため、仮に翌年黒字になったとしても、その赤字を差し引いて申告できるのです。

その結果、所得が少なくなるため、課税額も安くなります。

特に事業を始めたばかりの頃は、商品が売れないといったことも多く、赤字となるケースもあるでしょう。

事業に慣れてきたら青色申告をしようと考えがちですが、開業したてで赤字の多い時期こそ、青色申告のメリットは大きいのです。

ちなみに、白色申告では赤字を繰り越せないため、開業届を提出したうえで青色申告を行いましょう。

5.個人事業を始めるという自覚が強まる

店舗や事務所を構える場合は、事業の形が目に見えやすいため、事業を行っているという自覚をもちやすいでしょう。

一方、自宅でフリーライターやイラストレーターなどの仕事をする場合は、事業を行っている自覚をもちにくいかもしれません。

誰にも強制されず自由に働けるのが個人事業のメリットですが、モチベーションが維持しにくい部分もあります。

そんなときは個人事業の開業届を出してみましょう。

開業届を出すと、個人事業を始めるという自覚が強まります。

また、会社員とは異なり、個人事業主には所属や肩書きがありません。

開業届は個人事業主であることを証明する書類でもあるため、提出しておいて損はないでしょう。

個人事業主の開業届を出す3つのデメリット

ここまで、開業届を提出するメリットを紹介しましたが、以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。

  1. 失業保険が受けられなくなる
  2. 扶養から外れてしまう可能性がある
  3. 副業が会社にバレる可能性がある

順番に解説していきます。

1.失業保険が受けられなくなる

開業届を提出すると、失業者ではなく、仕事をしている個人事業主となるため、失業保険が受けられなくなります。

また、開業届を出した状態で失業保険を受け取ると、不正受給となるので注意しましょう。

現在、失業保険を受け取っている人で、開業しようか迷っている段階であれば、まだ開業届を出さないほうが良いかもしれません。

2.扶養から外れてしまう可能性がある

年間の所得が一定金額以下の場合、社会保険の扶養に入れます。

しかし、開業届を出すと扶養の対象ならない場合もあるので注意しましょう。

扶養対象となる条件は社会保険によって異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。

3.副業が会社にバレる可能性がある

副業NGの会社に勤務している場合は、確定申告書類の提出時に注意が必要です。

基本的には、開業届を出したからといって副業がバレることはありません。

ただし、事業所得として確定申告をすると、会社に副業がバレる可能性があります。

確定申告をすると、納税金額が記載された「特別徴収税額通知書」が会社に送られるためです。

この通知書には、事業所得や雑所得など、どのような所得があったのかが記載されています。

雑所得であれば問題ありませんが、事業所得と記載されると副業をしていることがわかってしまいます。

どのような書式で記載されるかは自治体によって異なりますが、副業していることを会社に隠しておきたい人は注意しましょう。

そもそも開業届を出す義務はある?

所得税法の第229条には、事業を始めた場合は、1ヶ月以内に開業届を提出する必要があると記載されています。

開業届を出さない場合の罰則規定はありませんが、前述のようなメリットも得られませんので、提出するのがおすすめです。

個人事業主の開業届は簡単に作成できる

開業届を作成したり、税務署へ提出したりする手間がデメリットと感じる人もいるでしょう。

また、書類作成は慣れない作業であるため、不安を感じる人もいるかもしれません。

しかし、開業届は特別な知識がなくても簡単に作成できます。

税務署へ提出する際も、厳しい審査などはありません。

開業届の作成方法は、下記の記事で詳しく解説しています。

無料ツールを使って簡単に作成する方法も紹介していますので、参考にしてみてください。

個人事業主が引っ越しする際に必要な4つの手続き

個人事業主が引っ越しする際は、所得税の納税地を変更する手続きや、事務所の住所を変更する手続きが必要です。

状況によって必要な届け出は異なるので、事前に確認しておきましょう。

また、引っ越しの費用を経費にできる場合とできない場合についても解説していますので、参考にしてください。

1.引っ越しにより納税地を変更するときの手続き

個人事業主が引っ越しをして納税地が変わる場合は、「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」を提出しましょう。

自分の現在の納税地は、開業時に提出した開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を見れば確認できます。

届出書の入手先

「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」は、国税庁のページからダウンロードできます。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/06.htm

提出先

届出書に記入したら、引っ越し前の所轄税務署長へ提出します。

提出期限

納税地の異動があった後、遅滞なく

国税庁 個人事業者の納税地等に異動があった場合の届出関係

国税庁により上記のように定められているため、引っ越しをしたら可能な限り早めに提出しましょう。

提出方法

税務署の窓口へ直接持って行くか、郵送によって提出できます。

引っ越ししても納税地が変わらない場合は提出不要

例えば、事務所の所在地を納税地としている個人事業主が、自宅のみを引っ越す場合は、納税地が変わらないため納税地変更の届け出は必要ありません。

また、同じ建物内で違うフロアに引っ越す場合や、同じ税務署の管轄内で自宅や事務所を引っ越す場合も、納税地変更の届け出は不要です。

個人事業主の引っ越しは、様々なケースが考えられます。

自分のケースで納税地の変更手続きが必要かどうか気になる場合は、税務署に問い合わせてみましょう。

振替納税をしている個人事業主は別途手続きが必要

預金口座からの振替納税をしている個人事業主は、「預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書」を出し直す必要があります。

依頼書に記載のうえ、納税地の税務署か依頼先の金融機関へ提出してください。

書式はこちらのページからダウンロードできます。

https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/24100020.htm

2.引っ越しにより事務所を移転・増設するときの手続き

引っ越しにより事務所を移転したり増設したりするときは、「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出してください。

この手続きは、納税地が変わらない場合でも必要です。

事業用の事務所や自宅兼事務所の住所が変わる場合は、手続きをしましょう。

届出書の入手先

「個人事業の開業・廃業等届出書」は、下記のページからダウンロードできます。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

提出先

納税地の税務署長へ提出しましょう。

提出期限

事務所の移転や増設をした日から1ヶ月以内に提出してください。

提出期限が土・日・祝日の場合は、その翌日までに提出すればOKです。

提出方法

税務署の窓口での提出、郵送による提出が可能です。

3.給与を支払っている事務所を移転するときの手続き

従業員へ給与を支払っている事務所を引っ越す場合は、別途手続きが必要です。

「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」を作成して提出しましょう。

届出書の入手先

下記のページからダウンロードできます。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_11.htm

提出先

所轄の税務署長へ提出します。

提出期限

事務所を移転した日から1ヶ月以内に提出しましょう。

提出方法

税務署の窓口へ持参するか、郵送で提出してください。

4.個人事業主が海外に引っ越すときの手続き

個人事業主が海外に引っ越す場合は、廃業の手続きが必要です。

「個人事業の開業・廃業等届出書」に廃業の旨を記載して提出しましょう。

また、青色申告をしていた場合は、「所得税の青色申告の取りやめ届出書」の提出も必要です。

届出書の入手先

それぞれ下記のページからダウンロードできます。

「個人事業の開業・廃業等届出書」はこちら。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

「所得税の青色申告の取りやめ届出書」はこちら。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/23200008.htm

提出期限

「個人事業の開業・廃業等届出書」は廃業してから1ヶ月以内、「所得税の青色申告の取りやめ届出書」は申告を止める年の翌年3月15日までに提出しましょう。

提出方法

どちらの届出書も、税務署への持参か郵送で提出できます。

個人事業主の引っ越し費用は経費になる?

個人事業主の引っ越し費用は、経費にできる場合とできない場合があります。

順番に確認していきましょう。

事務所を引っ越す場合は全額経費になる

事業用の事務所を引っ越す場合の費用は、事業に関するものであるため全額経費にできます。

店舗などを移転する場合も同様です。

自宅兼事務所を引っ越す場合は50%くらい経費にできる

自宅兼事務所を引っ越す場合の費用は、全額は経費にできません。

家事按分と同様に、全体のうち事務所の占める割合で計算します。

半分が自宅、残り半分が事務所であれば、引っ越し費用の50%は経費にしても問題ないでしょう。

事業には関係のない自宅を引っ越す場合は経費にできない

当然ですが、事業とは関係のない自宅を引っ越す場合の費用は、経費にはできません。

経費として計上できるのは、事業に関わる費用だけと覚えておきましょう。

個人事業主が引っ越しする際は健康保険などの手続きも忘れずに!

以上、個人事業主が引っ越すときに必要な手続きを紹介しました。

書類を作成する手間はかかりますが、しっかり手続きしておかないと重要な書類が届かない、といった事態にもなりかねません。

また、国民健康保険や国民年金などの手続きも忘れないようにしましょう。

フリーランス・個人事業主が健康診断を受ける4つの方法

フリーランスや個人事業主も健康診断を受けることが大切です。

ここでは、フリーランスと個人事業主向けに、以下のようなポイントを解説します。

  • 健康診断を受ける方法
  • 健康診断を受ける義務はある?
  • 健康診断の費用は経費になる?

健康診断の受け方がわからない方や、費用を安く抑えられないか悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。

フリーランス・個人事業主が健康診断を受ける方法は4つ

フリーランスや個人事業主が健康診断を受ける方法を4つ紹介します。

どこで受けるかによって料金も異なりますので、損をしないようチェックしておきましょう。

1.自治体の健康診査

市区町村などは、その地域の国民健康保険に加入しているフリーランスや個人事業主向けに健康診査を行っています。

実施していれば、無料や格安料金で受けられるのが一般的です。

ただし、対象年齢が限られていたり、後述する特定健康診査しか実施していなかったりするので、住んでいる地域のホームページで確認しましょう。

例えば、東京都杉並区では以下のような成人等健診を受けられます。

対象者

1.30歳から39歳で、職場等で健診を受ける機会がない区民の方

【注意】受診日当日、杉並区に住民登録のある方

2.40歳以上で生活保護受給中の方

3.中国残留邦人等の生活支援給付を受給されている方

杉並区 区民健康診査

上述のとおり、20代のフリーランスや個人事業主は受けられません。

30〜35歳以上を対象としている自治体が多いようです。

費用

一部の追加健診項目を除いて無料です。

検査項目

問診、身体測定、血液検査などが無料で受けられます。

希望する場合に追加項目を有料で受けられたり、医師が必要と認めた場合に心電図などの詳細な検査を受けられたりもします。

2.特定健康診査

特定健康診査は、生活習慣病のリスクを早期発見するための検査で、国が法律で定めているためどの自治体でも行われています。

40〜74歳の人が対象で、費用は基本的に無料です。

受診期間が決まっていたり、追加項目は有料であったりするので、住んでいる地域のホームページで確認しておきましょう。

3.健康保険組合の健康診断

会社員時代の健康保険を任意継続している場合や、文芸美術国民健康保険組合などの組合に加入している場合は、その組合の補助によって健康診断を受けられます。

対象年齢や費用などは組合ごとに異なりますので、各ホームページでチェックしてみましょう。

4.一般の病院での健康診断

ここまで紹介した健康診断は、20代のフリーランスや個人事業主は受けられないことがほとんどです。

その場合は、一般の病院で健康診断を受けましょう。

費用は、健診項目にもよりますが5,000〜1万円程度で受けられます。

この健康診断には保険が適用されないので、全額自己負担です。

フリーランス・個人事業主は健康診断を受ける義務はある?

フリーランスや個人事業主は、健康診断を受ける義務はありません。

あくまでも自分の健康のために自主的に受けるものです。

個人事業主でも従業員には健康診断を受けさせる義務がある

個人事業主でも従業員を雇った場合は、その従業員に健康診断を受けさせる義務があります。

労働安全衛生法では以下のように定められています。

第六十六条 事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断(第六十六条の十第一項に規定する検査を除く。以下この条及び次条において同じ。)を行わなければならない。

労働安全衛生法

個人事業主であるか法人であるかには関係なく、従業員が1人でもいる場合はこの法律が適用されます。

また、従業員に健康診断を受けさせないと罰金が科せられますので注意しましょう。

健康診断の費用は事業主の負担で、福利厚生費として経費に計上できます。

健康診断を受けないリスク

個人事業主やフリーランスにとって、健康管理はとても大切です。

会社員であれば、病気になったときに有休を取ったり傷病手当金がもらえたりします。

また、別の社員が代わりに仕事を行ってくれる場合もあるでしょう。

しかし、個人事業主やフリーランスは基本的に1人で仕事を行っているため、そのようなサポートが受けられません。

仕事が受けられなくなったり、納期に間に合わなかったりすると、収入が大きく減ってしまう可能性もあります。

義務はありませんが、最低でも1年に1回は健康診断を受け、体調を管理しておきましょう。

フリーランス・個人事業主の健康診断の費用は経費になる?

健康診断の費用は、事業に関わるものではないため、経費にはなりません。

また、青色事業専従者として働いている家族についても、健康診断の費用は経費として計上できません。

ただし、前述のとおり、従業員の健康診断費用は経費として計上できます。

健康診断の費用は安くしにくい!健康保険料を節約するのがおすすめ

フリーランスや個人事業主の健康診断費用は、保険が適用されないため安くするのは難しいといえます。

そこで、健康保険料を節約するのがおすすめです。

健康保険料は所得金額によって変わるため、確定申告をすることで安く抑えられます。

青色申告をすることで65万円の特別控除を受けられるため、それだけでも節税効果があるでしょう。

確定申告は難しいと思いがちですが、特に資格や経験がなくても意外と簡単にできますので挑戦してみてください。

フリーランス・個人事業主も健康診断を受けよう!

以上、フリーランスや個人事業主が健康診断を受ける方法や費用の扱いについて解説しました。

フリーランスや個人事業主には健康診断を受ける義務はありませんが、体調管理は重要です。

最低でも1年に1回は受けるようにしましょう。

フリーランス・個人事業主の健康保険4つ!保険料削減のコツも解説

日本においては、国民全員が何かしらの健康保険に加入しなければならず、フリーランスや個人事業主も例外ではありません。

フリーランスや個人事業主が健康保険に加入する方法は以下の4つ。

  • 国民健康保険に加入する
  • 会社員時代の健康保険を任意継続する
  • 国民健康保険組合に加入する
  • 家族の健康保険に扶養として入る

会社員の場合は、基本的に給料から保険料が天引きされるため気にする場面も少ないのですが、フリーランスや個人事業主の場合は、自分で加入手続きをしたり、保険料の支払いをしたりする必要があります。

この記事では、健康保険を選ぶポイントや、保険料を安くする方法を解説しますので参考にしてください。

フリーランス・個人事業主が加入できる4つの健康保険

健康保険には、それぞれ特徴やメリット・デメリットがありますので、以下の内容を参考にして自分に合った保険を選びましょう。

1.国民健康保険に加入する

国民健康保険は、都道府県や市区町村が運営している健康保険です。

フリーランスや個人事業主が加入する健康保険として、最も一般的なものといえるでしょう。

保険料は、住んでいる地域や所得によって異なります。

会社を辞めてフリーランスになる場合は、退職日の翌日から14日以内に加入手続きをすることが必要です。

届出は、市役所や区役所で行います。

場所や必要書類などは、住んでいる地域の行政ホームページで確認しておきましょう。

国民健康保険に加入して保険証をもらえば、会社員同様、医療費の負担は3割で済みます。

2.会社員時代の健康保険を任意継続する

会社を退職してフリーランスや個人事業主になる場合は、会社員時代の健康保険にそのまま加入しておくことも可能です。

退職日までに2ヵ月以上継続して保険に加入していれば、任意継続を選択できます。

任意継続をする場合は、退職の翌日から20日以内に、健康保険組合へ必要書類を提出しましょう。

任意継続のメリット

任意継続のメリットは大きく以下の3つ。

  • 扶養家族の保険料を払う必要がない
  • 会社員時代より保険料が安くなる場合もある
  • 福利厚生を引き続き利用できる

扶養家族の年収が130万円未満の場合は、保険料を払う必要がありません。

また、任意継続の健康保険料には上限があるため、会社員時代より保険料が安くなる場合があります。

例えば、協会けんぽの場合は、以下のように定められています。

平成31年度の健康保険の任意継続被保険者の標準報酬月額の上限は、30万円に変更となります。

全国健康保険協会

会社員時代に50万円の月額報酬をもらっていたとすると、任意継続した場合の月額報酬は30万円とみなされますので、会社員時代より保険料が安くなるのです。

保養施設の利用など、健康保険の福利厚生を継続して受けられるのも嬉しいポイントといえるでしょう。

任意継続のデメリット

任意継続には以下のようなデメリットや条件があります。

  • 全額自己負担のため保険料が高くなる場合もある
  • 2年間しか継続できない
  • 保険料の支払いを1日でも滞納すると脱退させられる

会社員時代は、会社が健康保険料の半分を負担してくれていました。

しかし、任意継続をすると全額を自分で払う必要があるため、保険料が高くなる場合もあります。

また、2年間しか任意継続できないのもデメリットといえるでしょう。

その後は国民健康保険など別の保険に切り替える必要があるため、手間がかかります。

保険料の支払いが遅れると継続できなくなるという厳しい条件もあるため、しっかりと考えてから決めましょう。

3.国民健康保険組合に加入する

フリーランスや個人事業主は、国民健康保険組合に加入するという方法もあります。

いくつかの組合がありますが、組合ごとに特定の事業を行っていなければ加入できません。

代表的な組合は以下のとおり。

文芸美術国民健康保険組合

フリーランスとしてWebデザイナーやイラストレーターをしている人のための組合です。

その他、文芸や美術に関わっている人が加入できます。

保険料は、所得に関係なく1ヵ月あたり19,600円。

国民健康保険は所得が高くなるほど保険料も高くなるのですが、この組合の保険料は一定額であることが大きなメリットといえるでしょう。

目安ですが、年間所得が300万円を超える場合は、この組合への加入を検討してみてください。

ただし、加入するには以下の条件があります。

日本国内に住所を有し、文芸、美術及び著作活動に従事し、かつ、 組合加盟の各団体の会員である者とその家族。

文芸美術国民健康保険組合

文芸美術国民健康保険組合とは別に、以下のような組合加盟の団体の会員である必要があります。

  • 日本写真家協会
  • 日本空間デザイン協会
  • 日本文芸家協会

保険料に加えて団体の年会費などがかかってしまうのは、デメリットといえるでしょう。

東京美容国民健康保険組合

美容関係のフリーランスや個人事業主向けの組合です。

  • 東京都内に事業所があること
  • 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・山梨県に住んでいること

など、加入条件が少し厳しいといえます。

4.家族の健康保険に扶養として入る

フリーランスや個人事業主としての所得が少ない場合は、家族の健康保険に扶養として入ることも検討してみましょう。

年間の収入が130万円未満であり、被保険者の収入の半分未満であれば加入できます。

その他、以下のような条件があります。

  • 被保険者と三親等以内
  • 被保険者と生計を共にしていること

同居か別居かによっても条件が異なるため、よく確認しておきましょう。

扶養に入ると、保険料を支払う必要はなくなります。

フリーランス・個人事業主は国民健康保険に加入するのがおすすめ

ここまで、健康保険に加入する4つの方法を紹介しました。

どの健康保険に入るかによって保険料は異なりますが、1ヵ月あたり1〜2万円程度支払うのが一般的でしょう。

この健康保険料を安く抑えるためには、国民健康保険に加入して確定申告をするのがおすすめです。

国民健康保険の保険料は所得に応じて決定されるため、確定申告をして所得が少なくなれば保険料も安くなります。

住んでいる地域にもよりますが、私の場合は青色申告によって月1,500円まで抑えられた年もありました。

確定申告は意外と簡単にできますので、ぜひ挑戦してみてください。

フリーランスと個人事業主の違いを3つのポイントで解説

フリーランスと個人事業主は、ともに会社に所属せずに働く人のことを指しますが、違いもあります。

特に大きな違いは、個人事業主のほうがフリーランスより「節税効果が大きい」ということでしょう。

開業届を出して個人事業主になることで、大きな節税効果が得られるのです。

自由なスタイルで働くだけでなく、できれば多くのお金を手にしたいですよね。

この記事では、フリーランスと個人事業主の違いを3つのポイントで解説します。

節税効果の違いについても紹介しますので、利益を逃さないようにしっかりと理解しておきましょう。

1.フリーランスと個人事業主の違いは開業届を出しているか否か

個人事業主とフリーランスの大きな違いは、税務署に開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を提出しているか否かです。

開業届を提出することで、法律的に個人事業主と認められます。

個人事業主は、フリーランスのうち、開業届を出している人といえるでしょう。

例えば、個人でライターをしており開業届を出している場合は、個人事業主ともフリーランスともいえます。

個人のライターで開業届を出していない場合は、フリーランスとはいえますが、個人事業主とはいえません。

(開業届を出していない場合でも「個人で事業をしている」とはいえますが、法律的な個人事業主とはいえません)

2.フリーランスと個人事業主で働き方に違いはない

フリーランスか個人事業主かによって、働き方が異なるわけではありません。

フリーランスでも個人事業主でも、企業から仕事を請け負って働く場合もあれば、完全に個人で創作活動を行う場合もあるでしょう。

働き方の違いは、個人の考え方によるところが大きいといえます。

また、フリーランスか個人事業主かによって、できる仕事内容が異なるわけでもありません。

どちらであっても、

  • ライター
  • エンジニア
  • カフェ運営

など、さまざまなジャンルの仕事に挑戦できます。

3.フリーランスより個人事業主のほうが節税効果は大きい!

フリーランスと個人事業主で働き方に違いはありませんが、個人事業主のほうが「節税効果が大きい」というメリットがあります。

節税効果について、具体的に確認しておきましょう。

個人事業主になって青色申告すれば最大65万円の特別控除が受けられる

個人事業主の開業届と一緒に「青色申告承認申請書」を出しておけば、確定申告の際に青色申告が可能です。

確定申告は青色申告と白色申告に分けられますが、青色申告では最大65万円の特別控除が受けられます。

つまり、青色申告をするだけで収入から65万円が差し引かれるので、それだけ所得が少なくなり、以下の税金が安くなるのです。

  • 所得税
  • 住民税
  • 国民健康保険料

開業届を出していないフリーランスでも確定申告はできる

青色申告は、開業届と青色申告承認申請書を提出した個人事業主しかできません。

しかし、開業届を出していないフリーランスでも、白色による確定申告はできます。

白色申告でも38万円の基礎控除が受けられるので、大きな節税対策といえるでしょう。

また、以下のような経費を申告すれば、さらに所得が少なくなるので節税効果は大きくなります。

  • 自宅を事務所としている場合の家賃や光熱費の一部
  • 打ち合わせのための交通費や飲食代
  • 資料としての書籍代

確定申告は自分で意外と簡単にできるので、フリーランスの方もぜひチャレンジしてみてください。

フリーランスも個人事業主もソフトを使って手軽に確定申告をしよう!

確定申告は難しいと思われがちですが、ソフトを使えば誰でも簡単にできます。

私も特に資格があるわけではありませんが、税理士などに頼ることなく毎年自分で確定申告を行っています。

私が使っているのは『やよいの青色申告オンライン』というソフトです。

日々の収入や経費などを入力しておけば、確定申告の時期に印刷するだけで提出書類が完成します。

1年間無料で使え、次年度からは年間8,000円かかりますが、確定申告すれば余裕で取り戻せる金額ですので、ぜひ試してみてください。

個人事業主の屋号参考例7選!ユニークな屋号でファンを獲得しよう

個人事業主の屋号を決める際は、意外と悩むものです。

この記事では、有名な会社名やアーティスト名、コンビ名などを例として、屋号を付けるアイデアを紹介します。

個人事業主の屋号で悩んでいる方は、参考にしてみてください。

個人事業主の屋号を考える際の参考例7選

例1.アンジャッシュ

勘違いコントで人気のお笑いコンビ『アンジャッシュ』。

このコンビ名には、「喜怒哀楽がない」という意味があります。

喜怒哀楽を英語で書くと以下のとおり。

  • 喜:Joy
  • 怒:Angry
  • 哀:Sad
  • 楽:Happy

それぞれの頭文字を取り、さらに否定を意味する「UN」を付けて、『UNJASH(アンジャッシュ)』となったのです。

このような命名方法は、個人事業主の屋号を考える際にも参考になります。

自分が大切にしている想いや言葉を英訳し、その頭文字を並べてみましょう。

自分の名前からアルファベットをピックアップして並べてみるのもよいですね。

読みやすく、覚えやすければOKです。

実は、このパターンで付けられた名前はたくさんあります。

  • NHK:Nippon Hoso Kyokai(日本放送協会)
  • JASRAC:Japanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers(日本音楽著作権協会)

などが有名ですね。

『アンジャッシュ』の場合は、頭文字を並べるだけでなく、さらに工夫を加えることでオリジナリティの高い名前に仕上がっています。

例2.「すき」「あいたい」「ヤバい」

広告や映像など幅広い分野で活躍する、箭内道彦さんの会社名です。

会社名とは思えないようなネーミングですが、想いがストレートに表現されており、熱量が伝わってきます。

自己紹介や電話でこの会社名を伝えることで、親しさや温かさ、新しい絆が生まれることを期待しているようです。

個人事業主の屋号を決める際のポイントの1つは、ストーリー性があることです。

ストーリー性とは、その屋号が生まれた理由や、事業に対する自分の考え方を意味します。

ストーリー性があると、屋号に愛着がわくだけでなく、相手に覚えてもらいやすいといえます。

箭内さんの会社名に込められた想いや、前述の『アンジャッシュ』の由来は、印象に残りやすいストーリーといえるでしょう。

例3.Mr.Children

バンド『Mr.Children』は、子どもと大人という対極の言葉を組み合わせています。

人が何かを面白いと感じる理由の1つとして、「次元の入れ替わり」という概念があります。

よく「笑いは緊張と緩和」だといわれますが、これも次元の入れ替わりに含まれるでしょう。

真面目な人が急にバカなことを話したりすると、緊張と緩和という対極の次元が入れ替わり、人は面白さを感じて笑ってしまうのです。

次元の入れ替わりは、笑いだけでなく、驚きや感動など色々な感情をもたらします。

『Mr.Children』の場合も、驚きに似たような強い感情を人々にもたらすのかもしれません。

人の記憶は感情とともに保存されるため、このように何らかの感情を生み出すような名前は覚えてもらいやすいといえるでしょう。

例4.劇団ひとり

こちらも対極の言葉を組み合わせた名前の例です。

「劇団」には大勢の人がいるのが普通ですが、「ひとり」という言葉を組み合わせて、矛盾を生じさせています。

先ほどの「次元の入れ替わり」ともいえますね。

個人事業主の屋号についても、矛盾するような言葉を組み合わせて、インパクトのある名前を考えてみましょう。

例5.ブリヂストン

タイヤメーカー『ブリヂストン』の名前の由来は、シンプルかつユニークです。

創業者が「石橋」という名前だったので、英語に直訳してつなげています。

  • 石:stone
  • 橋:bridge

2つを足し合わせて『Bridgestone(ブリヂストン)』となりました。

個人事業主の屋号に悩んだら、自分の名前を英訳してみましょう。

ユニークな屋号を思いつくかもしれません。

例6.ブラックマヨネーズ

好きなアーティストや俳優などの名前をもじるパターンもあります。

人気芸人『ブラックマヨネーズ』の名前は、実は『Mr.Children』が元になっています。

『Mr.Children』のような反対の言葉を組み合わせた名前にしたかったとのことで、黒と白を、ブラックとマヨネーズに置き換えて名付けられました。

また、少し古いですが『フォークダンスDE成子坂』というコンビ名は、俳優ロバート・デ・ニーロが元になっています。

俳優の名前をうまく使おうと試行錯誤した結果、「DE」だけが残ったといわれています。

例7.ラーメンカレーミュージックレコード

奥田民生さんが立ち上げた音楽レーベル『ラーメンカレーミュージックレコード』。

本人がラーメンとカレーが好きなだけ、というシンプルな由来です。

凝った名前が多いので、逆にシンプルな名前が目立つ場合もあります。

個人事業主の屋号に迷ったときは、自分の好きなものや事業内容をそのまま使ってみるのもよいかもしれません。

個人事業主の屋号NG例

屋号は基本的には自由に考えてOKですが、「株式会社」や「銀行」などを付けることはできません。

屋号は個人としての活動を示すものなので、法人と認識されるような名称は使えないのです。

以下のような屋号はNGなので注意しましょう。

  • 株式会社○○
  • ○○銀行
  • ○○法人
  • ○○Inc.

屋号の例を参考にしてオリジナリティの高いものを考えよう!

今回は、個人事業主の屋号を考える際に参考になる例を紹介しました。

個人事業主は200万人を超えるといわれているため、他の人と被らないようなオリジナリティの高いものを考えましょう。

また、屋号は「なし」でもOK

事業を開始してから考えてもよいですし、仮に決めておいて後で変更しても大丈夫です。

屋号が決まらなくて事業が始められないのはもったいないので、まずは事業を始めることを優先しましょう。

屋号を決めたら開業届を出そう!

屋号が決まったら開業届を出しましょう。

開業届や青色申告承認申請書を提出しておけば、大きな節税効果が得られます。

書類作成が苦手という人も多いかもしれませんが、開業届は意外と簡単に作成できます。

下記のページでは、無料ツールを使って簡単に作成する方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。