
適切な位置で改行することで、文章は劇的に読みやすくなります。
逆に、改行の位置が不適切だと読みにくい文章になってしまい、読了率は下がってしまうでしょう。
この記事では、ブログの文章に関する改行テクニックを紹介します。
簡単に使えるテクニックばかりなので、ぜひ参考にしてください。
目次
ブログの文章を改行するときの3つのコツ
ブログの文章を読みやすくしたい場合は、次のような改行の方法を試してみましょう。
- 基本的に1文ごとに改行する
- 「」内の文章は改行しない
- 改行したときに1字下げをしない
以下、それぞれのコツについて詳しく解説します。
1.基本的に1文ごとに改行する
ブログの文章を読んでもらえるかどうかは、第一印象で決まるといっても過言ではありません。
パッと見て文字ばかりが並んでいると、読者が「なんとなく読みにくそう……」と感じて離脱してしまう可能性もあります。
たとえば、次の文章を読んでみてください。
文字が詰まりすぎていて、読む気がなくなりますよね。
以下のように改行を入れてみましょう。
まったく同じ文章ですが、改行を入れるだけでグッと読みやすくなりました。
とくに最近はスマホから閲覧するユーザーが多いため、小さな画面でも読みやすくする配慮はとても大切。
このWebサイトもスマホから閲覧する人が多いため、基本的に1文ごとに改行しています。
もちろん絶対的なルールではありませんが、画面が文字でいっぱいになるような状況は避けましょう。
一方、新聞や雑誌などのメディアでは、内容や主張が変わる部分で改行するのが一般的です。
改行はメディアに合わせて最適化しましょう。
2.「」内の文章は改行しない
1文ごとに改行するとスマホでも読みやすいことを紹介しましたが、「」内は改行しないようにしましょう。
「」内で改行すると、次の例文のようにどこまでを括っているのか把握しにくくなってしまいます。
内容が途切れてしまって読みにくいですよね。
次のように「」内の改行はなくしましょう。
「」内の文章を長くしすぎないような配慮も大切です。
3.改行したときに1字下げをしない
本や新聞などのメディアでは、改行したときに1字下げをするのが一般的ですが、ブログの文章において1字下げは不要です。
次の例文を読んでみてください。
ガタガタして読みにくいですよね。
以下のように1字下げをなくしてみましょう。
改行すると、文と文の間に空白部分ができるので、それだけで十分。
わざわざ1字下げをすると、読みにくくなってしまうので注意しましょう。
改行と一緒に使いたい!ブログの文章デザイン3つのテクニック
ブログの文章を読みやすくする方法は、改行だけではありません。
以下3つのテクニックを組み合わせれば、より読みやすい文章を書けるでしょう。
- こまめに小見出しを設置する
- 並列的な情報は箇条書きにする
- 太字やマーカーを使う
それぞれの方法について詳しく解説していきます。
1.こまめに小見出しを設置する
1文ごとに改行するだけでは、内容の変化や話の要点がわかりにくくなってしまいます。
ブログの文章を書くときは、小見出しをこまめに設置しましょう。
小見出しを読んでいくだけで文章全体の概要を把握できるのがベストです。
インターネット上の文章は基本的に無料で気軽に読めるため、読むのをやめることも気軽にできてしまいます。
読者に最後まで読み進めてもらうためには、
- 話の要点がすぐにわかること
- 求める情報が書かれている部分を簡単に把握できること
などが重要です。
小見出しにその段落の結論をわかりやすく書いて、読者に伝えるようにしましょう。
2.並列的な情報は箇条書きにする
ダラダラと書くよりも箇条書きを用いるほうが、文章は劇的に読みやすくなります。
箇条書きのメリットは以下のとおり。
- 1文が短くなるので読みやすい
- 文章が苦手な人でも要点を伝えやすい
- 情報をグループ分けできる
少しでも並列的な情報が出てきたら、箇条書きにしてみましょう。
箇条書きのコツについては次の記事で詳しく解説していますので、あわせて読んでみてください。
3.太字やマーカーを使う
前述のとおり、ブログの文章においては、話の要点を簡単に把握できることが重要。
太字やマーカーを使うことも、読者に要点を伝えるうえで効果的です。
使いすぎると情報が増えすぎて読みにくくなりますが、小見出しの中の重要な部分などで使ってみましょう。
文章デザインのコツについては次の記事で詳しく解説していますので、あわせて読んでみてください。
改行を意識すればブログの文章は劇的に読みやすくなる!
今回は、改行や箇条書きによって文章を読みやすくするコツを紹介しました。
- 1文ごとに改行する
- こまめに小見出しを設置する
- 並列的な情報は箇条書きにする
といったことを意識すれば、誰でも簡単に読みやすい文章が書けます。
読みやすい文章を書くコツについては、次の記事でも解説していますので、あわせて読んでみてください。
コメント
Comments are closed.