バンドワゴン効果とは?事例を用いてわかりやすく解説

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バンドワゴン効果とは?例を挙げてわかりやすく解説

今回は、Webマーケティングや選挙などにおいて活用されているバンドワゴン効果について解説します。

バンドワゴン効果をうまく活用すれば、効果的なキャッチコピーを考えたり、集客力を高めたりできるため、しっかりと理解しておきましょう。

バンドワゴン効果とは?3つのポイントでわかりやすく解説

バンドワゴン効果はアメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタインが論文のなかで提唱した概念です。

選挙やビジネスなど、さまざまな場面で活用されているため、以下3つのポイントを覚えておきましょう。

1.バンドワゴン効果とは人気のある物事にさらに人気が集中する現象

  • 売れている商品だから品質もよさそう
  • 多くの人が支持している候補者だから信頼できそう

などと感じることはないでしょうか?

バンドワゴン効果とは、このように、売れている商品や人気のある人物を支持したくなる心の動きのことです。

バンドワゴン効果により、人気のある商品の売上がさらにアップしたり、メディアで優勢と報じられた候補者に票が集まったりするケースもあります。

2.バンドワゴンとはパレードの先頭を走る車

そもそもバンドワゴンとは、パレードの先頭を走る車のことです。

パレードでは、バンドワゴンの後に他の車や人々が続きます。

このような様子に似ていることから、バンドワゴン効果という名称がつけられました。

3.バンドワゴン効果は「消費の外部性」のひとつ

私たちは、常に自分の頭で考え、自分の意思で行動を選択していると思い込みがちですが、実はそうではありません。

たとえば洗剤を買うときに、しっかりと成分をチェックしたり、他の商品と比較したりするという人は少ないでしょう。

  • 売上No.1と書かれていたから
  • 有名人がCMに出ていたから

といった理由でなんとなく購入しているケースも多いはずです。

このように、他人の行動や流行などから影響を受けることを「消費の外部性」といいます。

バンドワゴン効果も「消費の外部性」のひとつです。

バンドワゴン効果とは逆のアンダードッグ効果なども存在するため、人の行動を簡単に制御できるわけではありませんが、さまざまな心理現象を知っておけば有効な販売戦略を立案することもできるでしょう。

アンダードッグ効果については、あとで詳しく解説します。

バンドワゴン効果が見られる4つの事例

バンドワゴン効果は、意外と多くの場面で活用されています。

ここでは、わかりやすい事例を4つ紹介しますのでチェックしておきましょう。

事例1.キャッチコピーにおけるバンドワゴン効果

商品やサービスのキャッチコピーのなかには、バンドワゴン効果が活用されているものもあります。

たとえば、次のようなキャッチコピーを見たことがある人も多いでしょう。

  • 今一番売れている!
  • 人気No.1

売れているからといって品質がよいとは限りませんが、「売れているなら品質のよい商品だろう!」と思ってしまいますよね。

売る側としては、バンドワゴン効果をうまく利用することで売上をアップさせることができるのです。

事例2.恋愛におけるバンドワゴン効果

  • みんなから好かれている人を自分もなんとなく好きになる
  • 人気のある男性や女性にはさらに人気が集まる

といったこともバンドワゴン効果といえるでしょう。

モテたいと思うなら、普段から人に好かれる行動を心がけたり、異性から人気があることをさりげなくアピールしたりするとよいかもしれません。

逆に、「あまりモテない……」などのネガティブな発言は避けたほうがよいでしょう。

事例3.選挙におけるバンドワゴン効果

  • 事前調査で支持率の高い人に票が集まる
  • 優勢と報道された候補者に投票したくなる

といったことは、選挙におけるバンドワゴン効果の事例です。

本当に優秀な人かどうかは、公約や実績などを見なければわからないのですが、「みんなが支持しているなら信頼できそう!」などと思ってしまいますよね。

選挙演説やポスターなどで人気をアピールする候補者は、バンドワゴン効果を意識していると考えられます。

事例4.SNSにおけるバンドワゴン効果

SNSにもバンドワゴン効果は潜んでいます。

  • インフルエンサーに紹介された商品が売れる
  • 多くの「いいね」を集めた投稿が注目される

といったことは、バンドワゴン効果の事例といえるでしょう。

バンドワゴン効果とあわせて覚えておきたい3つの心理現象

バンドワゴン効果を活用するだけで、支持を集めたり、売上をアップさせたりできるわけではありません。

人間の心理は複雑で、バンドワゴン効果とは相反する現象も存在するからです。

バンドワゴン効果を活用するなら、以下3つの心理現象も覚えておきましょう。

1.アンダードッグ効果

アンダードッグ効果とは、弱いチームや負けている人を応援したくなる心の動きのことです。

バンドワゴン効果とは、真逆の心理現象といえるでしょう。

  • 負け犬効果
  • 判官びいき効果

などと呼ばれることもあります。

2.スノッブ効果

スノッブ効果とは、他人と同じものは購入したくないという心理現象のことです。

たとえば、高級ブランドのバッグなどを購入するときは、他人とは異なるものを選びたくなりますよね。

  • 10個限定!
  • あなただけにこっそり教える!

といったキャッチコピーに魅力を感じるのも、スノッブ効果といえるでしょう。

3.ヴェブレン効果

ヴェブレン効果とは、高価なものを購入して見せびらかしたいという心理現象のことです。

この効果は、

  • 高級腕時計
  • 高級ホテルの会員権

など、多くの人が価値を認めているものを対象に発生します。

バンドワゴン効果を理解して集客力を高めよう!

今回は、バンドワゴン効果の意味や事例を紹介しました。

バンドワゴン効果をうまく活用すれば、集客力を高めたり、売上をアップさせたりできるため、理解を深めておきましょう。

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