Webライターは、高校生にもおすすめの仕事のひとつです。
実際に、
- クラウドソーシングサイトを活用して仕事をしている
- 自分のWebサイトを作成してアフィリエイトで稼いでいる
という高校生Webライターもいます。
WebライティングやSEOに関する勉強は必要ですが、特別なスキルが求められるわけではないため、誰でもチャレンジできるでしょう!
この記事では、
- 高校生Webライターになるために必要なもの
- 高校生Webライターになるメリット・デメリット
- 高校生Webライターになる方法
- 高校生Webライターとして稼ぐコツ
などを紹介します。
現役Webライターの私がわかりやすく解説しますので、ぜひ読んでみてください。
目次
【結論】高校生でもWebライターになれる!必要なアイテムも紹介
高校生でもWebライターとして稼ぐことはできます。コツコツと勉強してWebライティングに関するスキルを習得すれば、一般的なアルバイトより稼ぐこともできるでしょう。
Webライターの仕事は、Webサイトに載せるための記事を作成することです。私たちがよく見るグルメサイトやニュースサイトなどの記事も、主にWebライターが書いています。
- 文章を書くのが好き
- わかりやすく説明するのが得意
という人には向いている仕事といえるでしょう。
高校生がWebライターになるために必要なアイテム
Webライターとして働くためには、以下のものが必要です。
- パソコン
- Word
- インターネット環境
文章を書ければ問題ないため、高いパソコンを買う必要はありません!
ちなみに私は、自宅以外の場所でライティングすることも多いため、持ち運びやすい『MacBook Air』を愛用しています。
できれば『Word』も導入しておきましょう。無料の『Googleドキュメント』を利用する方法もありますが、書きにくいと感じることも多いため、私は『Word』を使っています。
家で仕事をするならインターネット環境も必要です。家族とも相談して、環境を整えましょう。
高校生がWebライターになる8つのメリット
高校生がWebライターになることには、以下のようなメリットがあります。
それぞれのメリットについて、順番に見ていきましょう。
1.好きな時間に好きな場所で働ける
働く時間や場所を自由に選べることは、Webライターになるメリットのひとつです。
一般的なアルバイトとは異なり、基本的にはパソコンさえあれば、家でも喫茶店でも好きな場所で働けます。記事の納期さえ守れば、昼でも夜でも好きな時間に働くことも可能です。
高校が休みの日や、平日の夜などを有効活用して働けるでしょう。
2.人間関係のストレスが少ない
人間関係のストレスが少ないことも、Webライターの魅力といえるでしょう。
対面で会話をすることは少なく、オンライン上でクライアントとやり取りするのが一般的です。
基本的には1対1のコミュニケーションとなるため、
- 大勢での会話が好きではない
- 集団行動が苦手
という人もストレスなく働けます。
3.高校生活に合わせて仕事量を調整しやすい
一般的なアルバイトの場合、出勤する曜日や勤務時間を変更できないケースも多いのですが、Webライターの場合、自分で仕事量を調整できます。
- 夏休みや冬休みは受ける仕事を増やす
- 高校のテスト期間は受ける仕事を減らす
という調整もできるため、高校生活と仕事を両立しやすいでしょう。
4.Web系の知識やスキルを習得できる
Web系の知識やスキルを習得できることも、Webライターとして働くメリットです。
仕事を継続していけば、
- Webライティング
- Webマーケティング
- SEO
などの知識を自然と習得できるでしょう。
文章を書く能力は、大学入学後や就職後にも必要となるため、学んでおいて損はありません。
5.フリーランスとしての独立も目指せる
将来的にフリーランスとして活動したい人は、高校生のうちにWebライティングを経験しておくのがおすすめです。
早い段階で、
- Web系の仕事の流れ
- 仕事を探すコツ
- クライアントとの連絡方法
などを学んでおけば、フリーランスとしてすぐに活躍できるでしょう。
6.オンラインでの連絡方法やマナーを学べる
クライアントとのやり取りは、
- クラウドソーシングサイト上のチャットシステム
- 『Chatwork』などのコミュニケーションツール
などを用いて行うのが一般的です。
仕事を通して、オンラインでの連絡方法やマナーを学んでおけば、就職したときにも役立つでしょう。
7.高校卒業後も続けやすい
Webライティングの仕事は、高校卒業後も続けられます。長く働くほど、スキルも収入もアップしていくため、ぜひ継続してみてください。
副業OKの会社であれば、就職後も続けることが可能です。副業だけで生活できるようになったら、会社を辞めてフリーランスになるのもよいでしょう。
8.努力すれば月10万円以上稼げる
コツコツと勉強してスキルアップすれば、一般的なアルバイトより稼げます。
たとえば、時給1,000円のアルバイトをする場合、1日4時間で週2日働いたとしても、月3万円程度しか稼げません。高校生活との両立を考えると、勤務時間や出勤日を増やすことにも限界がありますよね。
Webライターの仕事であれば、
- スキルアップして高単価の案件を受注する
- 記事を書くスピードをアップする
- 自分のWebサイトを作ってアフィリエイトを始める
といった方法で、月10万円以上稼ぐことも可能です。
もちろん、始めてすぐに稼げるわけではありませんが、努力すれば一般的なアルバイトより効率的に稼げるでしょう。
稼ぐコツについては、あとで詳しく解説します。
高校生がWebライターになる3つのデメリット
高校生がWebライターになることに大きなデメリットはありませんが、以下のような点に注意しましょう。
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
1.初心者のうちは書くのに時間がかかる
Webライター初心者のうちは、
- 情報を集める
- 記事構成を考える
- タイピングする
といった作業に時間がかかってしまいます。
納品後に修正を依頼される場合もあるため、時給に換算すると500円程度になってしまうケースもあるでしょう。
慣れてくると稼げるのは事実ですが、すぐに収入を得たい人は、他のアルバイトを探すのがおすすめです。
2.人間関係を広げにくい
基本的にはクライアントとのやり取りだけで成立する仕事ですので、一般的なアルバイトのように人間関係を広げることは難しいでしょう。
Webライターの仕事は、
- 高校以外の仲間を増やしたい
- 1人で作業するのは苦手
という人には、あまり向いていません。
3.仕事の連絡にストレスを感じる場合もある
Webライターの仕事には、好きな時間に好きな場所でできるというメリットがありますが、時間を問わずクライアントからメールやチャットで連絡がくるというデメリットもあります。
すぐに返信が必要なケースばかりではありませんが、連絡がくると、気になって勉強や部活に集中できない場合もあるでしょう。
高校生活とWebライターの仕事をうまく両立させるためには、仕事時間と勉強時間の区切りをしっかりと管理することが大切です。
高校生Webライターが月10万円稼ぐイメージ
高校生がWebライターの仕事を始めるなら、月10万円稼ぐことを最初の目標にするとよいでしょう!
ここでは、月10万円稼ぐために、
- どのような仕事を受ければよいのか
- どのくらいのスピードで記事を書けばよいのか
といったポイントを紹介します。
ざっくりとしたイメージは以下のとおりです。
文字単価2.0円 × 2,000文字 × 25日 = 10万円
まずは、Webライターの報酬体系から解説します。
Webライターの報酬体系は文字単価or記事単価
一般的なアルバイトの場合、時給○円という形で給料をもらいますが、Webライターの場合は、文字単価か記事単価で報酬をもらうケースがほとんどです。
文字単価の場合、1文字あたりの単価と執筆文字数で報酬が決まります。
たとえば、文字単価1.3円で1,500文字の記事を書いた場合は、1,950円の報酬を受け取れます!
文字単価は、1.0円未満のものから、4.0円以上のものまでさまざまです。文字単価が高い案件ほど、高いレベルを求められるため、少しずつスキルアップしていきましょう。
記事単価の場合は、1記事○円という形で報酬を受け取ります。3,000文字書いて5,000円など、文字数を指定されるのが一般的です。
月10万円稼ぐなら文字単価2.0円以上を目指そう!
どの程度の文章を求められるかは、クライアントによっても異なりますが、文字単価ごとのレベルの目安は下表のとおりです。
文字単価 | レベル | 求められるスキルや注意点 |
1.0円未満 | 超初心者向き | ・一般的な日本語力 ・ライティングの練習におすすめ |
1.0〜1.5円 | 初心者向き | ・一般的な日本語力 ・スキルアップにおすすめ |
1.6〜2.5円 | 中級者向き | ・ターゲットを意識したライティング力 ・SEOに関する基礎知識 |
2.6〜3.9円 | 上級者向き | ・SEOを意識したライティング力 ・HTMLやCSSに関する基礎知識 |
4.0円以上 | 有資格者向き | ・宅建・FP・保育士などの資格 ・WordPressを使ったコーディングスキル |
最初のうちは、練習のために文字単価1.0円未満の仕事を受けてもOKですが、単価が安すぎて効率的に稼ぐことはできません。
Webライターの仕事で月10万円稼ぎたいなら、文字単価2.0円の仕事を受注することを目標にしましょう。以下のような流れで、ステップアップするのがおすすめです。
- 文字単価0.5〜1.0円で10記事ほど書く
- 文字単価1.0〜1.5円で20記事ほど書く
- 文字単価1.5〜2.0円で20記事ほど書く
まずは、仕事の流れやWebライティングの基礎知識を覚えるために、文字単価0.5〜1.0円程度の仕事から始めましょう。未経験者OKという案件も多いため、比較的簡単に仕事を受注できます!
10記事ほど書けば、文章作成の基本を理解できるでしょう。実績も増えていくため、次の仕事を受注しやすくなります。
月10万円を目指すなら1時間で1,000文字書こう!
1時間あたりの執筆文字数の目安は下表のとおり。
レベル | 1時間あたりの執筆文字数 |
超初心者 | 500文字未満 |
初心者 | 500〜700文字 |
中級者 | 700〜1,000文字 |
上級者 | 1,000文字以上 |
月10万円稼ぐことを目指すなら、情報収集を含めて1時間で1,000文字書けるとよいですね。
たとえば、文字単価2.0円の仕事を受ける場合、2時間で2,000文字書くことで4,000円、25日間続ければ10万円稼げます。
ただし、いくら早く書いても、
- 変換ミスや誤字脱字が多い
- 説明がわかりにくい
- 指定のルールに従っていない
といった状態だと、修正を依頼されるだけでなく、クライアントの信頼も失ってしまいます。
初心者のうちは、スピードよりも質の高い文章を書くことを重視しましょう。
高校生がWebライターになるための2つのステップ
高校生に限らずですが、Webライターの仕事を探すためには、クラウドソーシングサイトへの登録が欠かせません。
クラウドソーシングサイトとは、
- 発注者(仕事を依頼したい法人や個人)
- 受注者(仕事を受注したい学生やフリーランス)
が集まるWebサイトのことです。
ここでは、クラウドソーシングサイトを利用した仕事獲得の流れを解説します。
1.高校生でも利用できるクラウドソーシングサイトに登録する
クラウドソーシングサイトを利用すれば、高校生でもWebライティングの仕事を探せます。
ただし、『クラウドワークス』や『ランサーズ』などは年齢制限を設けており、18歳未満の高校生は登録できません。
年齢制限のない以下のクラウドソーシングサイトを利用しましょう。
2.自分のスキルに合った案件を探して応募する
クラウドソーシングサイトに登録したら、自分のスキルに合った案件を探しましょう。
最初は応募するのに勇気が必要ですが、思い切って始めてみるのがおすすめです。
『ココナラ』は、自分のスキルを出品するスタイルのため、他の人の真似をしながらWebライティングの仕事を受けましょう。
高校生がWebライターとして稼ぐための3つのコツ
高校生Webライターとして稼ぐためには、以下3つのポイントを意識しましょう。
それぞれのポイントについて順番に解説していきます。
1.本などを読んでコツコツと勉強する
Webライターとして活躍するためには、コツコツと勉強することが大切です。
Webライティングに関する参考書などを利用して、
- 基本的な日本語力
- シンプルな文章を書く力
- SEOを意識したライティング力
などを鍛えていきましょう。
次の2冊はわかりやすく書かれているため、初心者にもおすすめです。
その他、Webライティングの勉強方法については次の記事で紹介していますので、気になる人は読んでみてください。
2.自分のWebサイトを作成する
自分のWebサイトを開設することも重要です。
- 実績や文章力をアピールできるため仕事を獲得しやすくなる
- 記事を書く機会が増えるためスキルアップできる
- アフィリエイトを始めることで収入を大幅に増やせる
といったメリットを得られます。
無料ブログでもOKですが、本格的なWebサイトを作りたい場合は、WordPressを利用するのがおすすめです。WordPressの使い方を学んでおけば、高単価案件の受注にもつながります。
3.アフィリエイトを始める
自分のWebサイトを開設してアフィリエイトを始めれば、高校生でも月10万円以上稼げます。戦略的に進めていけば、クラウドソーシングサイトで仕事を受注するより効率的に稼げるでしょう。
とはいえ、始めてすぐに稼げるわけではありません。
- コツコツと継続的に記事を書く
- WebライティングやSEOの知識を習得する
といった努力をしていくことが必要です。
高校生がアフィリエイトを始める方法は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
高校生でもWebライターとして稼げる!
今回は、高校生向けに、Webライターになる方法や稼ぐコツなどを紹介しました。
高校生でもWebライターとして稼ぐことは十分に可能です。
努力すれば、一般的なアルバイトより安定して稼げるので、文章を書くのが好きな人はぜひチャレンジしてみましょう。
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