感情形容詞・属性形容詞とは?例文でわかりやすく解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
感情形容詞・属性形容詞一覧!例文で解説

形容詞は、

  • 感情形容詞(人の感情や感覚を表す)
  • 属性形容詞(物事の状態や性質を表す)

の2つに分けられます。

感情形容詞と属性形容詞という分類にはさまざまな考え方があり、インターネット上でも多くの議論があるようですが、言語学者などの専門家を除き、あまり難しく考えずにざっくりと理解しておくのがおすすめです。

この記事では、それぞれの形容詞の例や使い方のポイントについて解説しますので参考にしてください。

よく使われる感情形容詞一覧【例文付】

感情形容詞は、喜怒哀楽や身体感覚を表す言葉です。

よく使われる感情形容詞として、以下のようなものがあります。

うれしい

好きなチームが優勝したので、私はうれしい

悲しい

悪口を言われて悲しい

楽しい

映画を見ている時間が一番楽しい

悔しい

試合に負けて悔しいので、もっと練習することにした。

恋しい

母親の手料理が恋しい

痛い

彼は頭が痛いらしい。

寂しい

全員帰ってしまったので寂しい

寒い

少し寒いと感じるので、温度を上げてもらえますか?

暑い

今年の夏はとても暑い

甘い

このケーキはとても甘い

辛い

予想以上に辛いラーメンだった。

まぶしい

まぶしい光が目に入った。

うるさい

うるさい音で目が覚める。

よく使われる属性形容詞一覧【例文付】

属性形容詞は、物事の状態や性質を表す言葉です。

よく使われる属性形容詞として、以下のようなものがあります。

大きい

彼は大きい家に住んでいる。

小さい

このアクセサリーはとても小さい

重い

重い荷物を持って歩く。

軽い

軽いと思ったら中身が入っていなかった。

早い

彼はいつも到着が早い

遅い

遅い時間まで仕事をする。

赤い

赤い花が咲いている。

青い

彼女は青い服をよく着ている。

丸い

丸い皿に料理を盛る。

感情形容詞と属性形容詞を明確に分けることは難しい!

ある形容詞を、感情形容詞か属性形容詞のどちらかに明確に分類することは難しいでしょう。

同じ形容詞でも、

  • 感情形容詞のように使われる場合
  • 属性形容詞のように使われる場合

という2つのケースがあるからです。

たとえば、「寒い」という形容詞について考えてみましょう。

  1. 少し寒いので窓を閉めてもらえますか?
  2. 私は寒い部屋でテレビを見ていた。

例文1は、話し手が「寒い」と感じたことを表現しているため、感情形容詞といえるでしょう。

例文2は、「寒い」という部屋の状態を表しているため、属性形容詞といえます。

このように、「寒い」という形容詞は、感情形容詞にも属性形容詞にもなるのです。

感情形容詞か属性形容詞かは文脈や捉え方によっても異なる

ある形容詞が、感情形容詞か属性形容詞のどちらに分類されるかは、文脈や捉え方によっても異なります。

先ほどの「少し寒いので窓を閉めてもらえますか?」という文が、次のように使われた場合を考えてみましょう。

部屋の温度計は2℃を示していた。私は「少し寒いので窓を閉めてもらえますか?」と言った。

2℃の部屋は、ほとんどの人が「寒い」と感じますよね。つまり、この文中の「寒い」は、2℃である部屋の一般的な性質を表している属性形容詞ともいえます。

ただ、「寒い」と感じた私が存在しているのも事実ですので、感情形容詞ともいえるでしょう。

やはり、ある形容詞を、感情形容詞か属性形容詞のどちらかに分類することには無理があるのかもしれません。

感情形容詞と属性形容詞という分類はざっくりと理解しておけばOK!

今回は、感情形容詞と属性形容詞について解説しました。

この2つをうまく使うことで、感情豊かな文章や状況が伝わりやすい文章を書けるでしょう。

ただし、ある形容詞が感情形容詞なのか属性形容詞なのかを見分けるのは、とても難しい作業です。

冒頭で記載したとおり、言語学者などの専門家ではないなら、「形容詞は感情や属性を表す」などとざっくりと理解しておけばよいでしょう。

あわせて読みたい!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加