文章校正や校閲について学べる本をピックアップしました。
- 校正・校閲の仕事に就きたい
- 校正・校閲の副業を始めたい
という人は、ぜひチェックしてください。
目次
文章校正・校閲を学びたい人におすすめの本一覧
文章校正や校閲に興味のある人におすすめの本をまとめました。
タイトル | レベル | 価格(税込) |
熟練校閲者が教える 間違えやすい日本語実例集 | 初級 | 495円 |
文章添削の教科書 | 初級 | 1,980円 |
校正記号の使い方 | 初級 | 550円 |
校正練習帳 | 初級 | 550円 |
校正のレッスン 活字との対話のために | 初級 | 1,760円 |
標準 校正必携 | 中級〜上級 | 2,640円 |
校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術 | 中級〜上級 | 1,300円 |
本の品格 電子書籍にも必要な校正読本 | 中級〜上級 | 2,200円 |
校正のこころ 積極的受け身のすすめ | 中級〜上級 | 2,299円 |
たのしい編集 本づくりの基礎技術 編集、DTP、校正、装幀 | 中級〜上級 | 891円 |
以下、それぞれの本の特徴を紹介しますので、チェックしておきましょう。
文章校正・校閲を学べる本【初級】
まずは初心者向けの参考書を紹介します。
読みやすい本をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
熟練校閲者が教える 間違えやすい日本語実例集
著者 | 講談社校閲部 |
レベル | 初級 |
価格(税込) | 495円 |
ページ数 | 169ページ |
『間違えやすい日本語実例集』は、実例をもとに校閲のポイントを学べる一冊。
- 単純な誤記
- 間違いやすい慣用表現
- 意味を取り違えがちな言葉
など、校閲のプロが指摘してきた多くのミスが紹介されています。
意外な間違いに気づくこともできるため、校正や校閲の仕事をしたい人にはもちろん、文章を書きたい人にもおすすめです。
文章添削の教科書
著者 | 渡辺知明 |
レベル | 初級 |
価格(税込) | 1,980円 |
ページ数 | 216ページ |
『文章添削の教科書』は、校正や添削の基本を学べる本です。
校正記号の使い方はもちろん、
- 助詞の使い分け
- 重文や複文の扱い方
- 文末表現
など、文章を読みやすく改善する方法を習得できます。
図や添削例を用いて解説してくれるため、初心者でも理解しやすいでしょう。
校正記号の使い方
著者 | 日本エディタースクール |
レベル | 初級 |
価格(税込) | 550円 |
ページ数 | 40ページ |
校正者にとって必須の知識である校正記号について学べる一冊。
校正記号に特化して勉強したい人に最適です。
- 縦組
- 横組
- 欧文組
に分かれているため、多くの場面で役立ちます。
校正練習帳
著者 | 日本エディタースクール |
レベル | 初級 |
価格(税込) | 550円 |
ページ数 | 63ページ |
校正記号の使い方を練習したい人には、『校正練習帳』がおすすめです。
先ほど紹介した『校正記号の使い方』を見ながら練習することで、独学で実践的な校正スキルを習得できるでしょう。
- 縦組編
- 横組編
の2つがあるため、目的に合わせて選べます。
校正のレッスン 活字との対話のために
著者 | 大西寿男 |
レベル | 初級 |
価格(税込) | 1,760円 |
ページ数 | 142ページ |
『校正のレッスン』は、校正や校閲の仕事内容について詳しく知りたい人に最適です。
- 校正者になるための方法
- 校正の現場のリアル
などが具体的に書かれています。
校正者として働いてきた著者が、さまざまな知見を盛り込みながら解説してくれるため、リアルな情報を得られるでしょう。
文章校正・校閲を学べる本【中級〜上級】
次に、中級〜上級者向けの参考書を紹介します。
より深く学びたい人は、こちらの本をチェックしてください。
標準 校正必携
著者 | 日本エディタースクール |
レベル | 中級〜上級 |
価格(税込) | 2,640円 |
ページ数 | 301ページ |
『校正必携』は、校正者や校閲者がいつも手元に置いておきたい一冊。
ライターにとっての『記者ハンドブック』のような存在です。
- 校正記号
- 常用漢字
- 人名用漢字
など、校正や編集に役立つ具体的な指針が書かれているため、持っておけば作業を正確かつ効率的に進めることができるでしょう。
校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術
著者 | 毎日新聞校閲グループ |
レベル | 中級〜上級 |
価格(税込) | 1,300円 |
ページ数 | 224ページ |
『校閲記者の目』は、校閲の仕事について詳しく知れる本です。
毎日新聞校閲グループが、業務のなかで見つけた間違い事例をまとめて紹介してくれます。
- ミスを発見したときの状況
- 間違いへの対処方法
- よくある誤字
などについて、実際の赤入れを提示しながら解説してくれるため、日本語の難しさや奥深さを感じられるでしょう。
本の品格 電子書籍にも必要な校正読本
著者 | 野村保惠 |
レベル | 中級〜上級 |
価格(税込) | 2,200円 |
ページ数 | 247ページ |
『本の品格』は、電子書籍やWebメディアの校正に関わる人におすすめの一冊。
校正の基礎知識はもちろん、
- 変換ミス
- ローマ字入力のミス
- OCR入力の誤植
など、パソコンを使ってライティングしたときに起こりがちな間違いについて学べます。
校正界の重鎮が培ってきた経験をもとに書かれているため、プロの校正者を目指す人はぜひ読んでみてください。
校正のこころ 積極的受け身のすすめ
著者 | 大西寿男 |
レベル | 中級〜上級 |
価格(税込) | 2,299円 |
ページ数 | 256ページ |
『校正のこころ』は、方法論だけではなく、校正という仕事に対する向き合い方について書かれた本です。
- 受け身であること
- 言葉のあるべき姿
- 言葉の客観化
など、哲学的な内容も多く含まれています。
校正や言葉について深く考えたい人は読んでみましょう。
たのしい編集 本づくりの基礎技術 編集、DTP、校正、装幀
著者 | 和田文夫、大西美穂 |
レベル | 中級〜上級 |
価格(税込) | 891円 |
ページ数 | 288ページ |
『たのしい編集』は、本づくりの基礎知識を習得できる一冊。
校正はもちろん、
- 編集
- DTP
- 装幀
といった内容も学べます。
本づくりに関して網羅的に学習したい人におすすめです。
文章校正・校閲は本で独学できる?
本を読むことで、校正や校閲の基礎知識を習得することは可能です。
ただし、実践的なスキルを習得するためには、実際に手を動かしてみることも必要でしょう。
『クラウドワークス』などを活用すれば初心者向けの案件を受注できるため、レベルアップを図りたい人は登録しておくのがおすすめです。
に登録しておきましょう。
参考書を活用して校正者・校閲者を目指そう!
今回は、校正者や校閲者におすすめの本を紹介しました。
本で勉強することは大切ですが、実際に他人の文章を読んでみたり、仕事を通してスキルアップしたりすることも忘れないようにしましょう。
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