箇条書きをうまく使えば、誰でも簡単に読みやすい文章を書けます。
箇条書きのメリットは、以下のとおり。
- 1文が短くなって読みやすい
- 文章が苦手でもまとめやすい
- 情報のグループがわかりやすい
ユーザーは情報を素早く把握でき、文章全体をサクッと読めるため、読了率が上がることも期待できます。
この記事では、箇条書きを使うコツを例文付きで紹介していますので、参考にしてください。
目次
例文で解説!文章を箇条書きにするときの4つのポイント
次のようなポイントで箇条書きを用いると、読みやすい文章を書けるでしょう。
- 「や」が出てきたら箇条書きにする
- 「〜たり」が出てきたら箇条書きにする
- 「、」で並べられた情報を箇条書きにする
- 並列的な情報はなるべく箇条書きにする
以下、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.文章中に「や」が出てきたら箇条書きにする
並列的な内容を示す「や」が出てきたら、箇条書きを使ってみましょう。
まずは次の例文を読んでみてください。
「や」で並べられた項目を箇条書きにしてみます。
内容は同じですが、サクッと読める文章になりましたよね。
2.文章中に「〜たり」が出てきたら箇条書きにする
「や」と同様、並列的な情報を示す「〜たり」が出てきたら箇条書きにしてみましょう。
まずは「〜たり」を使った例文を読んでみてください。
意味はわかりますが、少しダラダラとした印象ですね。
以下のように、箇条書きにしてみましょう。
箇条書きによって情報がグループ化されたので、内容を把握しやすくなりました。
3.文章中の「、」で並べられた情報を箇条書きにする
読点「、」で並列的に書かれた情報も、箇条書きにすると読みやすいでしょう。
読点「、」が連続すると、読むのが少し面倒ですよね。
次のように箇条書きにしてみましょう。
サクッと読めて、頭に入りやすくなりました。
4.文章中の並列的な情報はなるべく箇条書きにする
ここまで紹介した場面以外でも、並列的な情報を見つけたら箇条書きにしてOK。
とくにWebサイトやブログに掲載する文章の場合、箇条書きは効果的です。
インターネット上の文章は基本的に無料であるため、読むのを簡単にやめられてしまいます。
最後まで読んでもらうために、箇条書きを用いてサクサク読み進められるようにしましょう。
上のような文章も箇条書きにしてみましょう。
文章を箇条書きにするときの3つの注意点
箇条書きを使う際は、以下の3点に注意しましょう。
- 共通部分は箇条書きの外にまとめる
- 箇条書きの深さを揃える
- 箇条書きの言い回しを揃える
それぞれの注意点について順番に解説していきます。
1.共通部分は箇条書きの外にまとめる
箇条書きを用いる際、各項目はシンプルにまとめることが大切です。
まずは、箇条書きを使った以下の例文を読んでみてください。
「把握すること」が箇条書きの中に2回登場しているので、以下のようにシンプルにしてみましょう。
文章が短くなり、読みやすくなりましたよね。
2.箇条書きの深さを揃える
箇条書きの深さとは、各項目の長さや詳しさのことです。
次の例文を読んでみてください。
文法的には問題ないのですが、インターネットについてだけ詳しく書かれているので、少しバランスが悪いですね。
以下のように改善してみましょう。
箇条書きの深さが揃いました。
3.箇条書きの言い回しを揃える
言い回しを揃えると、読みやすい箇条書きになります。
上の例文は、せっかく箇条書きを使ったのに各項目の語尾が不揃いであるため、まとまりがありませんね。
次のように改善しましょう。
各項目の語尾を名詞に統一したので、すっきりとまとまりました。
箇条書きを駆使して文章を読みやすくしよう!
今回は、箇条書きを使うときのポイントを紹介しました。
箇条書きをうまく使えば、誰でも簡単に読みやすい文章を書けます。
並列的な内容を示す「や」や「〜たり」が出てきたら、積極的に箇条書きにしましょう。
読みやすい文章を書くテクニックについては次の記事でも紹介していますので、あわせて読んでみてください。
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