
WordPressは、誰でも簡単にWebサイトを作成できるように設計された無料ツールです。
特別な知識がなくても記事を書いたり、画像を挿入したりできますが、HTMLやCSSなどのスキルを習得すれば、高機能なWebサイトも構築できます。
- オリジナルデザインのブログを作りたい
- 副業のためのアフィリエイトサイトを作りたい
- フリーランスの実績を掲載するサイトを作りたい
という人は、ぜひWordPressの使い方をマスターしましょう。
この記事では、WordPressに関して学んでおくべき内容や、効率的にマスターするための勉強方法などを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
WordPressに関して勉強すべき3つのこと
WordPressに関しては、次の3つについて勉強するとよいでしょう。
それぞれのポイントについて順番に解説していきます。
1.WordPressの基礎知識
- WordPressのインストール方法
- 記事の投稿方法
- 画像の挿入方法
といった基礎知識は、実際に使ってみることで簡単に習得できます。
インターネット上にも多くの情報が掲載されているため、必要に応じて調べるとよいでしょう。
2.HTML / CSS
HTMLとCSSは、Webサイトを作るうえで必要となる基礎的なコーディングスキルで、簡単に言うと以下のような特徴があります。
- HTMLは文章の構造を作る言語
- CSSは文章をデザインするための言語
この2つの言語をマスターしておけば、
- リンクをボタンの形で表示する
- 文字にアンダーラインを付ける
など、さまざまなデザインを実現できます。
Web業界への転職やフリーランスとして仕事を受注する際にも役立つスキルです。
ただ、WordPressを使えばコーディングスキルがなくてもある程度のサイトは作れるため、簡単な個人ブログを作る場合などは無理に学ぶ必要はありません。
3.JavaScript / jQuery
JavaScriptやjQueryは、サイトに動きをつけるために必要なスキルです。
簡単に説明すると、
- JavaScriptはプログラミング言語
- jQueryはJavaScriptで書かれたライブラリ
という違いがあります。
JavaScriptで書くと数十行かかる処理を1つの命令文だけで済ませる技術がjQuery、というイメージです。
この2つのスキルを習得すれば、
- スライダー
- ハンバーガーメニュー
- ライトボックス
などを取り入れた、動きのあるサイトを構築できます。
WordPressを効率よく勉強する4つの方法
WordPressを効率的にマスターするためには、次の4つの方法を組み合わせるとよいでしょう。
以下、それぞれの方法について詳しく解説していきます。
1.WordPressを実際に使ってみる
WordPressの一番効率的かつ重要な勉強方法は、実際に使ってみることです。
WordPressは直感的に操作しやすく設計されているため、動かしてみるだけでもある程度は理解できます。
まずはWordPressをインストールして、試しに触ってみましょう。
2.WordPressの参考書で勉強する
参考書を使って勉強するのもおすすめです。参考書のメリットは以下のとおり。
- 自分のペースで勉強できる
- さまざまなスキルを網羅的に習得できる
- わからない部分を重点的に学べる
ここで重要なのは、やはり実際にWordPressを動かしながら勉強することです。
参考書を読むだけではスキルアップできませんので、手を動かすことを意識しましょう。
3.Webサービスを利用して勉強する
『Udemy』など、Web上の学習サイトを利用するのもおすすめの勉強方法です。
WordPressについては、以下のようなコースがあります。
- 誰でも簡単に自分だけのウェブサイトをWordPressで立ち上げよう!サーバー契約からワードプレス立ち上げまでの入門編(4,800円)
- 初心者OK!プログラミング不要!WordPressウェブサイト制作入門講座(9,000円)
- WordPress開発マスター講座(24,000円)
基本的には動画を見て学習するスタイルであるため、自分のペースでスキルアップできます。
▼公式サイトはこちら
4.スクールに通って勉強する
ここまで紹介した3つの方法は、ほぼ独学です。
自分のペースで勉強できるというメリットがある一方、
- モチベーションが続かない
- わからない部分を質問できない
- 難しい部分で挫折しやすい
といったデメリットもあります。
独学が苦手な人は、思い切ってWordPressを学べるスクールに通ってみてもよいでしょう。
スクールは、
- WordPressについて時間をかけてじっくり学びたい
- 自由にカスタマイズするためにHTMLやCSSをマスターしたい
- Web業界に転職できるレベルまで到達したい
という人におすすめです。
オンラインで気軽に学べるスクールもあるため、検討してみてください。
とくに人気のあるスクールは以下の2つです。
TechAcademy(WordPressコース)

学び方 | オンライン |
料金(税込) | 163,900円〜 |
期間 | 1ヶ月〜 |
『TechAcademy』は完全オンライン制のスクールで、Web系のエンジニアやデザイナーに人気があります。
WordPressコースでは、
- WordPressの基礎知識
- HTML / CSS
- WordPressテーマのカスタマイズ
- プラグインの利用方法
- PHP
- オリジナルWordPressテーマの作成
といったスキルを習得し、最終的にはオリジナルサイトを構築します。
『TechAcademy』の詳細や口コミ・評判をチェック>>
▼公式サイトはこちら
CodeCamp(WordPressコース)

学び方 | オンライン |
料金(税込) | 165,000円 (入学金33,000円) |
期間 | 2ヶ月 |
『CodeCamp』も、WordPressの使い方を学べるオンラインスクールです。
WordPressコースでは以下のような内容を学べます。
- WordPressのインストール
- サーバーの設定
- WordPressテーマの設定
- プラグインの導入
- Webサイトの作成
オリジナルサイトが完成するまで丁寧にサポートしてもらえますので、未経験でも安心です。
***
以下の記事では、WordPressを学べるオンライン制スクールや通学制スクールについてまとめていますので、気になる人は読んでみてください。
WordPressを勉強するときの3つの注意点
WordPressを勉強するときは、次の3つのポイントに注意しましょう。
それぞれの注意点について簡単に解説します。
1.WordPressで記事を書いたらどんどん公開する
前述のとおり、WordPressをマスターするためには実際に触ってみることが大切ですが、オリジナルページを作ったり記事を書いたりしたら、どんどん公開していくことも重要です。
いきなり100%の完成度を目指す必要はありません。
むしろ、60〜80%の完成度であっても公開して、ユーザーの反応などをチェックしながら修正していきましょう。
2.すぐにアクセスが集まるわけではないことを知っておく
残念ながら、どんなにデザイン性の高いWebサイトを作ったとしても、そう簡単にアクセスが集まるわけではありません。
ある程度の記事数やページ数を作成することで、検索順位が上がり、アクセス数も少しずつ増えてくるでしょう。
最初からアクセスを期待しすぎると、挫折してしまいがちですので注意が必要です。
3.必要ないことは勉強しない
WordPressに関するスキルは幅広く奥が深いため、すべてを理解するのは難しいでしょう。
HTMLやCSSの知識がなくても、個人のブログなどは簡単に作成できます。
自分の目的に合わせて必要なスキルだけを効率的に学び、実際にWebサイトを作成しながら少しずつスキルアップしていくことが大切です。
WordPressを勉強してオリジナルサイトを構築しよう!
今回は、WordPressに関して学んでおくべきことや、効率的に勉強するための方法などを紹介しました。
基礎的な知識さえあれば記事作成や画像挿入は可能ですが、高機能なWebサイトを構築したい場合は、HTMLやCSS、JavaScriptなどのスキルを習得する必要があります。
WordPressに関する書籍やスクールなどをうまく利用して、効率的にマスターしましょう。
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